キャロウェイゴルフ スティールヘッド XR フェアウェイウッド
打ってみると?
試打クラブは#3でロフト角は15度。シャフトは純正装着されている「Speeder EVOLUTION for XR」のSフレックス。ワッグルすると手元が硬めで、中間部分がクイッと小さめにしなる。アスリート向けのような、しっかり感があるシャフトだ。
早速打ってみた。金属的で弾き感が強いインパクト音とともに、ボールが鋭く飛び出した。歴代モデルも弾き感が強かったが、今回のモデルのフェースはさらに弾く。まるでドライバーを打ったような手応えが手に残る。それでいて振っている感じは3Wというより5Wのようで、これは42.5インチという長さが、通常5Wと同じ長さだからだろう。
いい感じでとらえると、弾道は伸びのある中弾道。特徴的なのがスピン量の少なさだ。低重心設計の効果だろう、地面から打っても低スピン弾道でキャリーとランが稼げる。
ヘッドスピードを44m/sぐらいに上げて弾道計測してみると、地面から打った時のスピン量は2800~3300回転。低めにティアップして打ってみると、スピン量が減って2400~2600回転前後となり、さらに飛距離が伸びた。長さは5Wと同じ程度ながら、ティショット用としても使い勝手が良さそうだ。
方向性はストレート弾道をイメージして打つと、ストレートから軽いフェード弾道。フックフェースであるが、つかまりに関してはニュートラルだ。ソールの抜け具合もイメージ通りで、ヘッドを上から入れてもスパンと抜けてくれる。
シャフトは切り返しで中間部分がクイッとしなり、インパクトゾーンでは先端がスピーディーにしなり戻る。スピーダーの持ち味である加速感が味わえるシャフトだ。
歴代モデルの飛距離性能を継承しつつ、ヘッドの大型化によってやさしさがアップした「スティールヘッド XR」。フェアウェイウッドで飛距離とやさしさを求めるゴルファーにとっては、非常に満足度が高い3Wである。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー