本間ゴルフ ツアーワールド TW737 Vs アイアン
打ってみると?
試打クラブに装着されるシャフトは、軽量スチールの「日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー105」。硬さはSフレックスで、ワッグルすると手元がクイッとしなる。オリジナルグリップはやや肉厚で太めだ。
まずは9番アイアンから打ってみた。「ビシュ」という、心地良い手応えとともにボールは鋭く飛び出した。弾道はやや高め。ストロングロフト効果もあって、しっかり距離が出ている。
続いて7番アイアン。こちらも手応えが厚い。キャビティの肉薄フェースとは思えないほど打感がソフトだ。それでいてボールは力強く飛ぶ。ソールの抜け具合もちょうどよく、ダフりのミスにも適度に強い。打点が多少ブレても距離が安定している。
弾道計測してみると、打ち出し角が17.5~18.5度で、スピン量は5900~6300回転。スピンがしっかり入るだけでなく、スピン量も安定している。きちんと止まる球が打ちやすく、かつ距離感もバラつきづらいアイアンだ。
次に5番アイアンを打ってみると、ロフト角(24度)の想定以上にボールが上がってくれる。低重心の効果でイメージ通りのキャリーが出しやすく、トップブレードが薄いのでシャープに鋭く振り抜ける。
印象に残ったのが直進性。インパクトゾーンでのヘッド挙動が安定しているので、直進性が高い球が打てる。ヘッドはやや小ぶりだが、ストレート弾道でピンを狙っていけるアイアンだ。
インサイドからヘッドを入れるとドロー、ややアウトサイドからカットに入れると、イメージ通りのフェードが打てる。キャビティ構造であるが、マッスルバックのような操作性の高さも兼ね備えている。
キャビティ構造でミスにも適度に強く、ストロングロフトで距離も出る。見た目にこだわりつつ、飛距離とやさしさを求める中・上級者にとっては、非常に使い勝手がいいアイアンだ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー