つかまり良し、弾いてぶっ飛ぶ「オノフ 赤 ラディカルスプーン」
打ってみると?
試打クラブはロフト角15度。シャフトは純正「MP-518F」のSフレックス。ヘッドを地面にソールさせると、つや消しシルバーに仕上げられたフェース面は目標を向く。ドライバーと同様、ワッグルすると手元が硬めで、中間から先端が大きめにクイッと鋭くしなる。
1発目からしっかり振り抜いてみた。「シュパーン」と鋭いインパクト音とともに、ボールは力強く前方のネットに突き刺さった。チタンフェースということもあり、インパクトの手応えはFWというよりはドライバーのよう。フェースの弾き感の強さが手に伝わり、それに呼応するかのようにボール初速もしっかり出ている。
弾道はストレートから軽いドロー。オノフ赤シリーズのドライバーと同様に、この「ラディカルスプーン」もつかまりがいい。ドロー弾道が打ちやすい半面、一般的な3Wに比べると、意図的にフェードやスライスを打つのが難しい。
ヘッドスピードを43m/s前後に上げて弾道計測すると、フェースの弾き感がさらに増し、スピン量は3200~3500回転。打ち出し角は12~13度ぐらいと、3Wにしてはやや高め。続いて低めにティアップして打つと、打ち出し角は15度前後となり、スピン量は2700~3000回転。地面から打った時よりも、さらに飛距離が伸びた。
2018年モデルのオノフ 赤シリーズは、見た目だけでなく、飛距離性能も確実に進化している。さらにヘッドのたわみ効果で、ミスヒットに対する許容範囲も広がっているのを実感できる。
この「フェアウェイアームズ 赤 ラディカルスプーン」はヘッドが大きく安心感がありながら、飛距離を稼げる。3Wで飛距離を稼ぎたい人、3Wでティショットを打つ機会が多い人にとっては、非常に魅力的なクラブである。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー