クラブを計測してみると？

切り返しで中間部分がしなり、ダウンからインパクトで先端がスピーディーにしなり戻る

ノーマルポジションだと、表示ロフト角が10.5度で、リアルロフト角が10.25度。フェース角は-1.5度。ライ角は60度で重心角は26.5度。

ヘッドの据わりの影響もあるが、フェースはオープン。一番つかまる状態に調整すると、フェース角はほぼ0度になる。ボールをつかまえたい人は、弾道調整機能を利用した方がイメージ通りの弾道が打ちやすくなるだろう。

「タイトリスト スピーダー 519 エボリューション」の振動数は242cpm。中間から先端がしなるシャフトで、ダウンからインパクトにかけては、先端がほどよくスピーディーにしなり戻り、ヘッドはややアッパーに動きやすい。

クラブの長さはメーカー値、実測値とも45.5インチ(※60度法計測）。ヘッドの重量はスリーブ込みで199.4グラム。クラブ重量は302.6グラムでバランスがD2。30～55歳ぐらいの男性で、体力が平均的な人と相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ