あの名器は今?アイアンの歴史的名器を探してみた
今年の春、歴史的名器「ミズノプロTN87アイアン」が復刻されると言うニュースが流れ、ギアマニア達で話題となった。3番~PW、AW、SWまでの10本セット、シャフトはダイナミックゴールドS200のみ、お値段は税込み410,400円とスチールシャフトの軟鉄鍛造アイアンとしては破格といえる。完全予約受注、発売は2015年1月、その予約も残念ながら7月31日で終了、もう手に入らない可能性が高い。
では復刻の原器である1987年に発売された「ミズノプロTN87」は今いくらで売られているのだろう!?気になったので中古ショップで探してみたがなかなか見つからない。やっと某大手中古ショップで発見したが値段は39,800円と、25年以上前のアイアンにしては破格。25年前のモデルにしては綺麗だが、さすがに使用感が溢れていた。
実は軟鉄鍛造アイアン。一度メッキを落とし、再メッキすると、大きい傷は修復不能だが、当たりキズなど小さな傷は気にならないぐらい綺麗になり新品同様と言ってもいいレベルに回復する。残念ながらヘッドの再メッキは、シャフトが付いている状態ではできないので、ヘッド脱着の工賃もかかる。なんとか見つけた39,800円のTN87を再メッキすると、残念ながら10万円は軽く超えてしまうだろう。
TN87と言えばタイガー・ウッズもアマチュア時代から、プロ入り当初までTN87のUS仕様を使っていた。その後タイガー・ウッズは、タイトリストと契約して、タイガーのために限定モデルを使った。その一つがタイトリストの「フォージドT」と言うアイアン。構えた感じオフセットは少なめで、TN87とは顔の感じがかなり違う。タイガーの意向がかなり反映されているシャープなヘッド形状。こちらはWEBで検索してみるとゴルフパラダイスに在庫があった。とても美品で10万を少し超える価格設定。相場的にはかなりお買い得感があるが、「限定」「名器」と付くと、それだけでかなりの金額になってしまうようだ。通し番号が入った500セット限定の「タイガーウッズレプリカアイアン」など更に高価で滅多に市場には現れない。
「名器」は構えてみると、クラブが語りかけてくるもの。手が届かなくても中古ショップで見かけることがあれば、手にとってアドレスしてみて欲しい。今後のクラブ選びが変わるきっかけになるかもしれない。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー