究極の名器
5点2016/03/1130年近く前のアイアンだがバランス、操作性、美しさ、これに勝るアイアンはない。ゼクシオフォージド、AP2714も所有しているが、どこにあたってもなんとなく飛んでゆく、なんともファジーな現代のアイアンとは一線を画す。スイートスポットはヒールよりのやや上部一円玉ほど、ダウンブローに打ち込み、この部分でボールを捉えた時の手に伝わる快感は身震いがするほど。ある程度のヘッドスピードがないとボールは上がらないが、風に負けない、低く力強いボールが打てる。ストレートネックでラインが出しやすく、球筋がイメージできる。インテンショナルも自由自在。キャビティのようにすっぽ抜けない。リーディングエッジは角ばっておりボールをクリーンにスパッと捉えないとダフリ、ひっかかり、抜けはよくない。他の人から見れば骨董品だが、私にとっては究極の武器である。