万振りマン「T100より実戦向き」

―率直な印象は？
「タイトリスト『T300 アイアン』は、正直、予想していたよりもかなり理想的な弾道で驚きました。縦の距離も合わせやすいし、横のブレもない。打つ前よりも打った後のほうが好印象なアイアンでした」

―「T100 アイアン」「T200 アイアン」と比べてどう？
「『T100』の操作性や『T200』の扱いやすさが上回ることを予想していたのですが、3本を試打した後は、『T300』のやさしさと曲がらない性能のほうが強く印象に残りました」

―やさしさと曲がらない性能？
「はい。『T100』『T200』と比べてヘッドサイズが大きいので安心感がもてるのと、タイトリスト特有のフェースの見え方やソール幅が、狭すぎず広すぎず、秀逸な部分。ヘッドは大きいけれど構えにくさが一切ない。やさしさがありながら、他モデルと同じくらい性能が高いので、より実戦向きだなーと…」

―飛距離性能は？
「めちゃくちゃ飛ぶというわけではないのですが、この扱いやすさとスペック（ロフト角29度）を考えれば、納得のいく飛距離だと思います」

―スピン量は？
「7番アイアンで練習場ボールということを考えれば、8000～8500rpmくらいが理想と思っていたのですが、特に大きな調整をせずとも8000rpm前後で打つことができました。たぶん適度な回転量が出せる、バランスの良い重量配分が要因だと思います」

―どのような人向き？
「少しヘッドの重量感があるので、これをで18ホールを回ると考えると、体力に自信のある人が良いかなと思います。あと、初心者の方で少しレベルが上達して、やさしいながらもやや中級者向けモデルに買い替えたい、といった場合に最適なモデルだと思います」

※ロフト角:29度(7I)、シャフト:「NSプロ モーダス3 ツアー105(硬さS）」

万振りマン（33）
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年より数多くの試打動画をYouTubeにアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。身長173cm。

• 1WのHS30m/s台・西川みさとの場合
• 1WのHS40m/s台・筒康博の場合

取材協力／トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ