クラブ試打 三者三様

M6 ドライバー/ヘッドスピード別試打

2019/03/30 05:00

万振りマン「軽さがメリット」

―率直な印象は?
「ヘッドがすごく軽く感じられ、とても振り抜きやすいです。これを使うだけで、HSが2~3m/s上がりそうな気がします。評価軸【飛距離】を、5点満点つけさせていただきました」

―「M5」と比べてどう?
「『M5』と比べてやはり軽いので(総重量:『M5』約308g/『M6』約299g)、この軽さがすごくメリットだと思います。真っすぐ飛ばすだけ、直進性だけで考えると『M6』のほうが性能が高いように感じます」

―「M6」のほうが高い?
「『M6』のほうがミスへの寛容性は高いですし、どのような状況でも真っすぐターゲットに向けて遠くへ飛ばしていける。シンプルにドーンと遠くへ飛ばせるので、操作しないといけないとか細かいことは特に考えないほうが、良い結果につながると思います」

弾道はどちらもほぼストレート。フェードorドローの差

―打感は?
「『M6』のほうがすごくやわらかく感じます。『M5』のほうがヘッド自体が重いので、インパクトの時に無駄な力が入ってしまう。軽く握ってそのまま自分のスイングで振り抜ける『M6』のほうが、しっかりした球が出るように感じました。飛距離につながる性能としてみた場合、非常に完成度の高いクラブだと思います」

―構えやすさは?
「前作『M3』『M4』のクラウンのフェース側にあったシルバーラインが、細くなってしまったのが少し残念です。このラインのおかげでターゲットに合わせやすかったのに、もう少し幅を残してほしかったかなーと…(涙)」

―『M5』との違いは?
「構えた感じは『M6』のほうが、上下の厚みがないというか、少しだけ平べったく感じました。シャローフェースというほどでもないのですが、高さが若干低いように感じます。軽くてこれだけ平べったく感じるなら、構えただけでHSが速くなって強い球が出そうな印象がありますね」

※使用スペック/ロフト角:10.5度、フレックス:S(フブキ TM5 2019)

■ 万振りマン(33)

登録者1万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年より数多くの試打動画をYouTubeにアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。身長173cm。

撮影協力/トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ

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テーラーメイド
発売日:2019/02/15 参考価格: 77,760円