原のパターのヘッドは「EXO ロッシー」だが、別のモデル用のシャフトが入っている非売品

20歳の原英莉花が「リゾートトラスト レディス」でツアー初優勝を挙げた。“ジャンボ”こと尾崎将司に師事する原は、スイングだけでなく、クラブ選びでもアドバイスを受けている。その原のセッティングで、尾崎の影響を色濃く感じるのが、アイアン、パター、ウェッジだろう。

契約先であるミズノの「ミズノプロ 918 アイアン」は軟鉄鍛造でヘッドが大きく、ポケットキャビティ構造でミスヒットに強い。発売から2年ほどが経ち、中古ショップでも在庫が増えてきている。

悩んだときに尾崎から薦められたという「オデッセイ EXO ロッシー パター」は、中古ショップでも人気が高いモデル。原は大会3日間を通し、平均パット数が29.00と非常に好調だった。

ウェッジは「マスダゴルフ スタジオウェッジ M425」の51度と59度。尾崎がツアーでエージシュートを達成した時の使用モデルをベースに作られたもので、グースが強くヘッドも大きめだ。こちらは、中古ショップではなかなか見かけることがない。

師匠の尾崎は、メーカーを問わず様々なクラブをテストするタイプだが、最近はミスヒットに強いクラブを好んで使っている。原も師匠の教えにならい、アマチュアでも使いこなせるクラブを選んでいるので、我々も大いに参考にしよう。