青木が最も大事にする「下り真っすぐ」その理由は?“ゼロインパクト”【青木瀬令奈のThe Putting World#13】

青木が最も大事にする「下り真っすぐ」その理由は?“ゼロインパクト”【青木瀬令奈のThe Putting World#13】
連載13回目にしてパットの最も大事なハナシが登場

女子ツアーでも一、二を争うパット名手・青木瀬令奈によるパッティング技術連載「The Putting World」。パッティングの考え方、ストロークのコツ、ラインの読み方、距離感の出し方など、彼女の頭の中、その世界観をじっくりとひも解いていきます。第13回は下りの真っすぐ。

「下りの真っすぐ」が大事な理由

青木が最も大事にする「下り真っすぐ」その理由は?“ゼロインパクト”【青木瀬令奈のThe Putting World#13】
下りの真っすぐをよく練習する

「下りの真っすぐ」をよく練習します。花道からアプローチしたときに、狙い過ぎて下りの真っすぐが残るケースは多い。つまりその状況に自信がつけば、アプローチも狙っていけますし、2打目で花道狙いもオッケーになる。下りの真っすぐを練習することで、アプローチにも自信が持てるようになるんです。

フェースアングルをゼロにする

青木が最も大事にする「下り真っすぐ」その理由は?“ゼロインパクト”【青木瀬令奈のThe Putting World#13】
時には保険をかけない練習も重要

では、下り真っすぐを決めるために何が大事かと言うと、インパクト時のフェースアングルをとにかくゼロにすること。下り傾斜はスピードが出てしまうで、いつものようにフックやスライスの回転をかけている間に抜けていってしまう。ポンと当てて終わりのケースが多く、とにかくインパクトでスクエアにならないとカップに入りません。

「ゼロ」の判断基準とは

青木が最も大事にする「下り真っすぐ」その理由は?“ゼロインパクト”【青木瀬令奈のThe Putting World#13】
練習の前に“自分の真っすぐ”を整えよう

では、インパクトでフェースアングルをゼロにするためにはどうすればいいか。まずアライメント、目線が真っすぐかどうかの確認をして、自身の真っすぐは決めておいて下さい。フェースアングルがゼロかどうかは、打った後の転がりで確認する。左右どちらにも行く人は軌道がズレている可能性もあるので、他の練習も混ぜて修正してください。どちらか一方に球が出る人は、単純にフェースがそちらの方向を向いている可能性が高いので、練習を繰り返して修正してください。

ボールとボールを当てる練習

真っすぐで平らな場所を探して、50cm~1mぐらい先のボールに当てる練習をします。インパクトでゼロになっていれば、ボールが衝突したときに、ボールが入れ替わる(先のボールが当たって弾かれ、打ったボールは止まる)。少しでもフェースが開いてボールの外目に当たると当たったボールは横に弾かれます。これは集中力を上げる練習でもあるので、スタート前にぜひやってみてください。

別アングルからもう一度ご覧ください

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青木瀬令奈 プロフィール

7歳で競技を始め、2008年「全国高校選手権」で優勝。11年のプロテストに合格。15年から女子プロの大西葵の兄・大西翔太氏がコーチ兼キャディとなり、飛距離アップに成功。17年「ヨネックスレディス」でツアー初優勝。20年に選手の取りまとめ役となるプレーヤーズ委員長に就任。23年「大王製紙エリエールレディス」で5勝目。24年の11月には両足の種子骨を骨折し、25年は痛みと戦いながらのプレーを送った。グリーン上のパフォーマンスに定評があり、その技術は女子ツアーでも一級品。教えを乞う選手も多い。

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