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コースに出るとき以外、なかなか練習できないのがバンカーショットですが、今回は、打ちっ放しの練習場でできる、エクスプロージョンショットの練習法をお教えいたしましょう!さて、一体どのように練習するのでしょうか??
家から何かを持って行く必要はありません。使うのは、どんな練習場にもある、ゴムのティです。1センチ~2センチくらいの高さにボールをセットして、サンドウェッジで打つのです。あるコツをマスターすれば、バンカーショットに自信が持てるはず!
実際のバンカーでの、エクスプロージョンショットのように、オープンスタンスで構えます。でも、ティアップしているボールに対して、どのように打てばバンカーの練習になるのでしょう?
エクスプロージョンショットは、ボールを打たずに手前の砂からクラブを入れて、砂ごとボールを打ち出すショットです。これと同じように、ボールを直接打とうとせず、ゴムのティだけを打つように意識します。
クラブを入れていく感覚としては、まずヒール側からティに当たるようにすることです。ボールを打つのではなく、下のティをエッジで切る感じになりますが、「切る」って、一体どんな感じなのでしょう??
「切る」とは、まさしく日本刀のような刃物で、刃を滑らせながら切っていく感覚です。つまりヒール側からティに当たったエッジを、トウ側へ滑らせるようなイメージになります。ボールをヒットするのではなく、その下のティを切るのです。すると、フォローはどうなるでしょうか。
エッジをヒールからトウへと滑らせて、ティを「切る」感じでフェースを運ぶと、フォローでのフェースの向きはこうなるでしょうか??切る感じでフェースを運ぶなら、フェースは自然と上を向いているはずですよ。結局、ポイント1~3だけを意識すれば、打ちっ放しでもエクスプロージョンショットの練習ができちゃうんです。実際のバンカーでも、ボールの下にゴムのティがあるつもりで、思い切り「切って」いきましょう!
【協力】コナミスポーツクラブたまプラーザ
神奈川県出身。1975年生まれ。コナミスポーツクラブたまプラーザ勤務。実弟はゴルフダイジェスト社のドラコンチャンピオンで、自らも300ヤードをかっ飛ばすロングヒッター。飛ばしはもちろん、ショットの精度を上げるスイング理論についてもバッチリ伝授いたします。
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