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2011/02/08
スイングチェックでの問題点は、インパクトで腰が止まってしまうことでした。インサイドから降りてきて、腰が止まり、そこから強く腕を返そうとする癖があるので、引っかけが出ます。当然、ショートアプローチでも同様の癖が出ますよ。インサイドから降りてきてボールの下から入り、そこから手を返してしまうようです。これではダフッたり、思いの外、強く打ってしまったりして、距離の感覚も非常に身につきにくくなりますよ。
前田さんのスイング・チェックで、ラウンド中の課題としたのは、1打1打しっかりと腰を回して、ボディーターンで振ることでした。そして、左に引っかけることを恐れず、思い切って体をターゲットに向けるために、まずはスタンスを開いて構えることにしました。この構えはアプローチでも同じです。距離が短くなるほど、小手先を使いがちですが、特に20ヤード以上では、ボディーターンのスイングで打つことを徹底してください。
100ヤード以内30ヤード以上のショットでは、フルショットはせず、最大に振っても肩から肩で、ボディーターンで振り抜くこと。そして、30ヤード以内からは、あらかじめ左足体重で構えます。フェースをターゲットに合わせ、そのフェースに対してスタンスをオープンにします。そして、スタンスの方向に振り抜きましょう。だいたい腰から腰までの振り幅で、特にインパクト後は頭を残すことを徹底しましょう。
20ヤード以内では、完全に左足体重にして、あらかじめ腰を開いた形でアドレスします。通常のショットのインパクト後のように、腰を回した状態でアドレスすることで、小さい振り幅でも腕がスムーズに抜けるようにするためです。距離が短くなるほど、膝を動かさず、下半身をよりしっかりと固める意識を持つこと。すくい上げようとして膝が動いたり、結果を見たくて顔が上がるミスが目立ってくるので、足を固めて顔を残す意識をより強めます。
10ヤード以内は腕だけのストロークで、しっかりインパクトしても飛ばない形を作りましょう。フェースをターゲットに合わせたら、両足を揃えてボールは右足のかかとの前にセットします。このアプローチでも、腰を回した形を作り、完全に左足体重にします。ポイントはヘッドのヒールを浮かせること。これでボールの勢いを殺すことができます。あとは、パットのストロークのように腕だけで振ればOKです。
10ヤードの以内のアプローチは、ショートゲームの心強い味方となります。グリーン回りの短い寄せは、ほとんどこれだけでカバーできるといって過言ではありません。ヒールを浮かせて球の勢いを殺す打ち方なので、大きく振ってもさほど飛ばず、オーバーする不安がなくなります。特に、打ちすぎるのが怖いような、グリーン奥からの下りのアプローチでも、自信を持って振ることができますよ。是非、マスターしてください!
「引っかけ癖のあるスイングは、短い距離でのアプローチにも影響するのでしょうか?強く入り過ぎて大きくオーバーしたり、ザックリやってショートしたり、いろんなミスに悩まされています。特に、ショート・アプローチが苦手で、どうしても強く打ってしまい、奥からの下りのアプローチはとても恐怖感がありますね」
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