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たまるテークバックしてますか?
2011/10/05
ヘッドを真っ直ぐに引き過ぎていますよ
クラブはテークバックの軌道を辿るように降りてくるものです。ですから、テークバックでアウトサイドに上がっていることが、アウトサイドインの軌道を招く原因の一つ。おそらく、自分では大きく外に上げている自覚はないと思いますが、ヘッドの先を飛球線に平行に真っ直ぐ引こうと意識していませんか?その意識は、知らず知らずのうちに過剰になり、気が付けば大きく外側に上げてしまう悪癖となります。
真っ直ぐに引く意識を忘れましょう!
クラブヘッドを飛球線に沿って、どこまでも真っ直ぐに引こうとすれば、どうなりますか?グリップを体から離していかないと、真っ直ぐには引けませんよね。だから、ヘッドの先の動きばかりに意識が行くと、グリップが体から離れて外へ外へと上がるようになります。まずは、ヘッドの先をどのように引くかといった意識は、忘れちゃってください。テークバックで意識すべきポイントはヘッドの先ではありませんよ。
外に上げてしまうもう一つの原因
さらに、高橋さんの場合、外側に上がりやすくなる原因が、もう一つ重なっています。アドレスで右肘の形が正しければ、テークバックでは何も意識せずに、自然に右肘がたたまれます。しかし、アドレスで右肘が突っ張っていると、うまくたたむことができず、外に上がりやすくなるんです。
外に上がらずキレイにたためる右肘の形とは?
アドレスのとき、誰でも左肘は真っ直ぐに構えますが、右肘もいっしょに伸ばしてしまう方が多いんです。しかし、右肘は伸ばさず、軽く曲げるのが正解。もう少し詳しくいうと、右肘が右の腰骨を指すように曲げて、前腕の内側が上を向くようにセットします。そして、右手首だけを回してグリップします。その形のままテークバックすれば、トップでキレイに右肘がたたまれますよ。
オヘソとグリップエンドが繋がっているイメージで
ヘッドの先を真っ直ぐに引くことが過剰になれば、前述したとおり、クラブは外側に上がります。ここで何が起きているかというと、体とグリップエンドが離れてしまっているのです。ですから意識すべきは、アドレスのときの体とグリップエンドの距離を変えないことが大切です。オヘソとグリップエンドが繋がっているイメージを持ってください。
正しく上がれば正しいコックが入ります
最近、コックを意識しているということですが、クラブが体から離れて上がっている状態だと、コックを正しく入れることは困難です。タメが生まれず、すぐにコックが解けてしまうでしょう。結論から言えば、意識的にコックを入れる必要はなし。今回のレッスンを実践すれば、自ずとクラブがシャフトプレーンに乗り、自然と親指方向に手首が折れるからです。正しくテークバックできれば、自然にコックが入り、タメは自然に生まれるのです。
高橋さん プロフィール
「ドライバーが安定しているときもありますが、調子が崩れてくると、引っかけたり、擦ったりと方向性が危険な状態になって悩んでいます。最近、意識的にコックを入れるようにしてから、飛距離は少し伸びたとは思いますが、今度は引っかけることが多くなって、相変わらず安定しないですね…」
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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