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2012/01/25
男子プロ女子プロに共通する、理想的なスイング軌道はインサイドアウトアッパーのAゾーンです。しかし残念ながら、植原さんの軌道は、最も多くのアベレージゴルファーが属するアウトサイドアッパーのBゾーン。それでもシングルのスコアでまとめる身体能力の高さがうかがえますね。実は、スイング自体に問題はなく、一番の原因はアドレス。世のアベレージゴルファーが陥りがちな、肩のラインが開くアドレスになっているんです。
ターゲットを狙う意識から、知らず知らずのうちに、上体がターゲット方向に開いてしまい、アドレスの狂いを招きます。これはプロでも陥りやすいところなんです。アベレージゴルファーでは、その狂いはとても大きく、特にスライサーが右を嫌えば、アドレスで無意識に肩のラインが右を避けて開き、アウトサイドインが強まって、右を嫌うほどビッグスライスが出てしまう結果に…。また、肩が開くとボールは左寄りにセットするようになり、アウトサイドインが強まっていきます。
プロでも肩のラインが無意識に開いてしまい、ボールの掴まりが悪くなることが多々あります。アドレスで肩のラインを飛球線に平行に保つことに、いつも注意を払わなければなりません。肩のラインを開かないようにグリップすれば、まっすぐに伸ばした左腕に対して、自ずと右肘は軽く曲がって右の腰骨を指すような構えになり、後方から見ると、左腕よりも右腕が下に見えるはずです。
外から降りてくるからといって、テークバックを小手先でインサイドに引こうとすれば、クラブは体の正面から外れて、フェースがすぐに開いてしまいます。ハーフバックまでのイメージとしては、お腹とクラブがつながっているように上げること。グリップエンドをお腹に押し当てて、テークバックしてみるとその感覚がつかめますよ。そんな感覚で上げれば、ハーフバックまでクラブを体の正面にキープできます。
クラブを体の正面に保ったハーフバックの練習として、首からかけて両脇で挟むスイングコレクターという練習器具があります。小手先で上げているとテークバックでの胸の回転量が減り、担ぎ上げるような形になって、オーバースイングを招きます。こうした練習器具を使うと、テークバックで胸がしっかりと回って、体の捻転を十分に使うことができるようになるんです。
腰から腰までの高さのスイングで、体の正面にクラブを保てれば、インパクト前後の軌道となる、いわゆるビジネスゾーンが安定してきます。ユーティリティクラブなどを使って、胸の回転でボールを掴まえる練習を重ねましょう。クラブを立てて入れようとか、余計なことをしなくても、もっとシンプルかつ効率的にインパクトできるようになるはずです。
「ドライバーのスピン量が多いのが悩み。試打コーナーなどで計測すると、3500回転以上。吹き上がる球でアゲインストの風に、とても弱いことが分かります。ボールを擦らないように、クラブを立てて降ろすイメージで、ダウンスイングしていますが、最近は、引っかかるミスも出るようになってしまいました。今年は片手シングルを目指すべく、根本的な原因を見つけて欲しい」
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