ソックス選びの正攻法
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2012/02/22
プロのテークバックで共通するのは、アドレスで構えたシャフトのラインよりも、下にテークバックしないということです。霜田さんの場合、ハーフバックでヘッドがこのシャフトのラインよりも下にあり、さらに体の方向を指しているべきグリップの向きが狂って、フェースが開く傾向にあります。しかも、開く度合いが一定しないので、インパクトのフェースの向きがバラバラになるんです。
まずは、ハーフバックでどれだけショットが乱れるのか、確認してみましょう。ハーフショットでは、右に行くことが多く、ときにはシャンクも出たりして、なかなかまっすぐに打てませんよね。ハーフバックでフェースが開いてしまう人は、ハーフショットが苦手です。フルショットならフェースを戻す時間がありますが、ハーフショットではそれができないからです。フルショットの乱れは、このハーフバックの乱れに他なりません。
ハーフバックまではフェースの向きを一定に保つように意識してください。霜田さんの磁気センサーによるデータでは、完全なボディターンタイプなので、フェースの開閉をまったく使わないボディターンスイングが理想です。ですから、ハーフバックまでフェースを一切開かせないことがポイントになります。意識の仕方としては、腰の高さまではフェース面がボールをずっと見ている感じです。
フェース面がボールを見ている感じといっても、これを過剰に意識しすぎると、今度はフェースが閉じて上がるようになるので要注意。自分でできるチェック方法としては、スコアラインと平行になるように、シャフトに半分だけテープを張ります。アドレスの状態では、テープを貼った部分が半分、貼っていない部分は半分と、半々に見えていますよね。ハーフバックでも同じように見えていればOKです。
サイエンスフィットはインパクトの瞬間の挙動を知ることで、ピンポイントで問題点を探りますが、アベレージゴルファーが悩む問題の行き着く原因は、ほとんどがアドレスとハーフバックに集約されるといえます。ハーフバックで正しいプレーンに乗れば、そこから先は自然に修正されていきますので、ハーフバックからトップまではあまり気にしないで構いません。
アベレージゴルファーは大抵、ハーフバックで2つの間違いを犯してしまいがち。一つは、前述したフェースの開き。もう一つはシャフトラインの下に引いてしまうことです。つまり、フェースを開きながらインサイドに引いてしまうんですね。ハーフバックまでは、体からクラブが生えているつもりで、上半身と腕とクラブがワンセットで上がるようにしましょう。そうすると、クラブがインサイドに行かず、これまでよりヘッドが低く長く上がっていく感じになると思います。
「右手を使いすぎないようにすることと、テークバックで体が右に流れないことに気をつけていますが、ショットが全然安定しませんね。詰まった感じになると引っ掛けて、気持ちよく振り抜けたかと思えば、右へ…。できれば、気持ちよく振って、なおかつまっすぐ飛ばしたいんですけど…」
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