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2013/09/04
ドライバーで思い切りダフったり、アイアンで激しくトップしたりと、川端さんの乱れ方は、一見尋常ではない感じです。でも、問題は結構単純だと思いますよ。開き気味でインパクトしている人は、外から下ろして掴まえようとするなど、フェースの開き具合は、軌道にも関わってきます。しかし、川端さんの場合は、そもそもグリップを決める時点で、すでにフェースの向きが毎回バラバラなんです。クラブ別の傾向としては、ドライバーではクローズ気味になりがちで、アイアンはものすごくオープンになっています。ヘッドを体の正面に上げてみれば一目瞭然です。
川端さんはセットアップの時点で、毎回大きくフェースの向きが変わってしまう極端な例ですが、実は、アマチュアゴルファー全般的に、多かれ少なかれフェースの向きは乱れます。その一番の原因は、ヘッドをソールしてから、グリップを決めるからです。グリップエンドの指す向きが一定であればよいのですが、ハンドファーストの度合いが強くなればフェースはクローズになるし、ハンドレイトになれば逆にオープンになります。さらに、コースでは右を嫌えばスタンスが逃げてオープンが強まり、左を嫌えばその逆にと、より乱れ方が酷くなるものです。
フェースの向きがバラバラになる原因は、それだけではありません。毎回、握るポジションが変われば、当然、フェースの向きはバラバラになります。グリップの模様などを目安に、毎回手のポジションを変えなければ、それだけでも、フェースの向きを一定にできます。つまり、ボールにセットする前にグリップを決めてしまうことが、フェースの向きを狂わせない秘訣なのです。
当連載では、このところ徹底的にグリップのポジションを一定にする方法をご紹介してきました。グリップがまちまちになるアマチュアが実に多いからです。今のところ、ベストな方法は変わりません。真っ直ぐに立って、クラブを水平にして飛球線に平行に合わせます。左腕をリラックスした状態でグリップを決めて、最後に、右のグリップをスライドさせ、ボールにセットする前にグリップを完成するのです。このとき、フェースの向きは上半身と平行な状態を自分のスクエアとしましょう。
アイアンがトップする問題は、セットアップの時点でフェースが大きく開きがちだったからで、このようにグリップを決めてしまえば、トップのミスはすぐに解消されるはず。もう一つの問題としてはすくい上げ。川端さんの場合、テークバックで胸が十分に回らず、手で上げているので、すくい上げる傾向にあります。8時の位置までは、腕と胸を一緒に回すことを徹底しましょう。そうすれば、胸が十分に回るように変わってきますよ。
8時までは、胸と腕を一緒に。言い換えれば、8時までは胸の回転でクラブを上げること。そこからは、あまり意識しないでOKです。このイメージを体で覚えるために、スイングコレクターという練習器具を両脇に挟んで振る練習をしましょう。最初はショートアイアンから始めて、次にユーティリティ、最後にドライバーと、8時までのテークバックだけを徹底的に改善してください。グリップエンドをおへそにつけて、8時まで腕と胸を一緒に上げる練習も効果的です!
「ティショットはもっぱらフェアウェイウッド。というのも、ドライバーがまともに当たらなくなり、とてもコースで使えない代物となってしまったからです。アイアンも一度乱れ始めると、トップが連発して酷いですね。今意識しているところは、小手先だけで上げないこと。でも、今のままだと一向に上達する気配がないし、もっと重大な問題があるように思えます・・・」
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