黒キャディバッグどう選ぶ?
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2014/06/18
スッとボールに構えた瞬間の、アドレスは良さそうです。適度なストロンググリップで、ハンドファーストの構えができています。ところが、テークバックに入る前に、左のグリップを頻繁に握りなおしていますよね。ハンドファーストにした状態で、グリップを握り直すと、フェースはクローズになってしまうことを、覚えておいてください。実際・・・
この握り直しによって、どんどんフェースがクローズになっているのですが、ハンドファーストにしているので、自分の見た目では気づきません。打った後で、そのままクラブを体の正面に戻してみてください。どうですか?こんなにフェースがクローズになっていましたよ!スライサーの場合もそうですが、ソールしてからグリップを決めると、フェースの向きが毎回狂いやすいのです。アドレスで頻繁に握り直す方はなおさらですよ!
念頭に置いて欲しいのは、アマチュアのミスショットの7割が、アドレス時のフェースの向きに原因があるということです。もっと突き詰めると、ソールしてからグリップを決めてしまうことに、ほとんどの原因があります。ですから逆に、フェースの向きさえ毎回正しく決めてさえいれば、ミスが大きく軽減されるということなのです。右に行ったり左に行ったり、ボールが散る人は、まずグリップの決め方に問題があると見て間違いありません!
スライサーの場合は、クラブを水平にしてグリップを決める話は、この連載で何度もお話した通り。フックする人は、剣道の中段の構えのように、体の正面にクラブヘッドを上げて、左のグリップが自分で一番しっくりする形で握り、そこで、フェースの向きをスクエアに合わせます。そして、そのまま一切握り直さずにソールします。ソールすると、フェースがややクローズに感じるかも知れませんが、これでOK。絶対に握り直さないこと!
大原さんはアウトサイドイン軌道なので、本来の弾道はフェードであるべきなのです。グリップの決め方を改善したことで、すぐに、軌道通りの弾道が出るようになりましたよ。これで軌道に反した、逆球に悩まされることはありませんよね。元のスライスに戻ってしまいましたが、ここからようやくテークバックの問題に入ることができます。
グリップ時のフェースの向きに問題がなければ、テークバックに問題があります。スライスになるということは、テークバックで腕がローリングして、左手の甲が上を向き、フェースが開いてしまうからです。大原さんもそこを意識していたと思いますが、それを徹底するために、シャフトの中央より、少し右側にシールを貼りましょう。ハーフバックで、シールが真上を向いていたらOK。背中方向に向いていたらNG。練習場では、これを確認しながら、9時から3時のハーフショットを練習してください。
「ゴルフを始めてから、ずっとスライスばかりだったのですが、ここ最近は、左に落ちるような球ばかりが出るようになり、困っています。最近、改善したのはグリップ。ウィークだったのをストロンググリップにしました。さらに、テークバックでは腕がローリングしないように気をつけています。練習好きなのですが、闇雲に打つばかりで、どこに気をつけながら練習すれば良いかも教えて欲しいですね」
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