まっすぐ構える秘訣はスパットにあり!
2010/08/12
「デビュー前に最低限身につけることは?」
「レッスンに通い始めて約2ヶ月。コースデビューまであと1ヶ月ですが、まだしっかりとボールに当てられないし、コースデビューが心配です・・・。こんな超初心者がデビュー前に身につけておきたいことを教えてください!」(田中さん、ゴルフ歴2ヶ月)
【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西
漠然と構えていませんか?
練習場では、ポンポンとボールを打ってしまい、正しくボールにセットアップすることを忘れがちです。コースではボールを打ったら、次の地点まで進んでは、また構え直すという繰り返しなので、アドレスも狂いがち。いつも同じように構えられるよう、その手順を固めてしまいましょう。
まずはボールの真後ろから目標を確認
練習場ではマットにスタンスを合わせれば、なんとなくスクエアに構えられますが、コースでは基準にできるものがありません。まずは、ボールの真後ろから、打ちたい方向を確認することが大切です。
飛球線方向にスパットを定める
飛球線方向を確認したら、その飛球線方向にある1mくらい先の目標物(スパット)を、必ず定めます。落ち葉や芝の色が変わっているところなど、なんでも構いません。
ボールとスパットを結んだ線に対しフェースを直角に
スパットを決めたら、いよいよセットアップに入ります。フェースの向きは、ボールとスパットを結んだ線に直角になるように。その際、一番下の溝が直角になるようにして合わせてください。
ボールとスパットの線に平行に立つ
スタンス、腰、肩のラインは、ボールとスパットを結んだ線に対して平行になるように立ちましょう。打ち上げや打ち下ろしホールでは、目線が上下して、アドレスが崩れがちです。いつもこの手順で構えれば、景色に惑わされず、いつでもスクエアに立てますよ。
アプローチもパットも同じルーティンで
スパットを決めて、それに対して構える一連の手順は、ティショットやセカンドショットのみならず、アプローチもパットも同様に行います。こうした決まった手順をルーティンといいますが、考えなくても同じルーティンができるよう、コースデビュー前に、体で覚えてしまいましょう。
ミスショットしても慌てずに!
初めてのコースでは、ボールがなかなか当たらず、焦ってしまったり、1ホール1ホールがとても遠く感じることでしょう。でも、どんな時でも、ルーティンだけは必ず守ることを、一つの目標にしてくださいね。
石井直樹 インストラクター プロフィール
コナミスポーツクラブ津田沼にてゴルフスクールを担当。レッスン生の些細な悩みも聞き逃さず、ゴルフに関することなら何でもサポートするスペシャルインストラクター。
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