ヘッドが暴れず、左に引っ掛けづらい

ドライバーとの振り心地が合いやすいフェアウェイウッドを試打レポ

【ミーやん】
フォーティーンから新たにラインナップされたフェアウェイウッドは、3番ウッドでヘッド体積182ccという大型ヘッドが特徴です。フェースもシャローで球が上がりやすそうな雰囲気のクラブですね。

フェース高さを低く抑えた超シャローフェース

【ツルさん】
ヘッドの投影面積が大きくてアドレスしたときに安心感があるし、ヘッド形状がとてもキレイ！ ソールの据わりもよくて、フェースをすんなりターゲットに向けられます。大型ヘッドでも構えやすさはピカイチで、濃紺のクラウンの色合いも上品でいいですね。どんな球が出るのか、打つ前から楽しみになるクラブです。

【ミーやん】
打ってみると、ヘッドの安定性を感じます。無駄にヘッドが動かないというか、まるでドライバーを打っているような感覚です。ただし、僕が打つと、ちょっと右に飛ばしがちでした。

【ツルさん】
シャローフェースのフェアウェイウッドなので、オートマチックに上がってつかまるクラブなのかと思いきや、そうでもないです。打ち出しの高さは出しやすいですが、ロースピンの強い球で飛ばせます。それにミーやんの言うとおり、左に引っ掛けづらいです。見た目のやさしそうな印象よりも、しっかり叩けます。

【ミーやん】
球がつかまるタイプのモデルではないですが、大きなヘッドのおかげで大きなミスにはなりづらいです。純正シャフトも振りやすくて、僕のヘッドスピード（ドライバーで約43m/s）だと、このフレックスSがラクに振り抜けてちょうどいい感じです。

【ツルさん】
中間がしなって先が動くタイプのシャフトですが、球を拾いやすいですよね。ヘッドとシャフトの相性が良くて、ボールにうまく当てやすいです。

【ミーやん】
それと、うまくヒットできたときの打感がいい！ このモデルにはカップフェースが採用されていますが、心地いい弾き感があります。

【ツルさん】
構えやすく打感が良くて、ミスを軽減しつつロースピンで飛ばせる性能も備わっています。ゴルフ経験が長くて、左へのミスを嫌がるゴルファーが使うと、スコア向上に役立てられそうなクラブですね。そのあたり性能の味つけがフォーティーンらしくて、うまく作られているクラブだなと感じました。

据わりのいいヘッドのためか、「構えやすさ」の項目で高評価

■ 試打クラブのスペック

フォーティーン CF218 フェアウェイウッド
番手：3番、ロフト角：15度、シャフト：FT-15f、フレックス：S
発売日：2017年12月16日、価格：税込43,200円

■ マイクラブ情報

ミーやん：テーラーメイド Vスチール フェアウェイウッド（ロフト角：15度、シャフト：USTマミヤ プロフォース アクシブ コア ブルー、フレックス：S）
ツルさん：テーラーメイド M2 フェアウェイウッド（ロフト角：15度、シャフト：日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ MB タイプ75、フレックス：S）