最新の長尺ドライバーは、こんなにも打ちやすい！

「長尺でもフケずに低スピン！」最新・長尺ドライバーの座談会 Part 2

各メーカーが長尺ドライバーにも個性を出して設計しているため、自分にあったモデルを探し飛距離アップを図ろう

【GDO】「グローレ ドライバー（2014年）」は46.5インチ、「レガシープラチナム ドライバー」は47インチのモデルでした。これら2モデルは、試打してどうでしたか？

【村中】私が実際にラウンドで使うなら「グローレ ドライバー（2014年）」ですね。しっかり振ると頼りないモデルかと思っていたのですが、打ってみたら中弾道の低スピン。風にも強そうな重い球が打てました。フックフェースなのに、右にも左にも行かない直進性の強さも気に入りましたね。試打クラブのシャフトはRでしたが、しなやかながらも意外と振っていけます。

【吉田】私には「グローレ ドライバー（2014年）」は低スピンすぎて、9.5度のロフトだと球がドロップするギリギリな感じでした。10.5度でも良さそうな感じでした。

【市川】新しい「グローレ ドライバー（2014年）」は、決してシニア向けのモデルではないですよね。吉田さんが言うように低スピン感が強いし、シャフトのフレックスを選べば、しっかり振っていきたい人も使えるモデルだと思います。オフセンターヒットに強く、直進性が高いのも魅力です。

【村中】でも、「グローレ ドライバー（2014年）」は打感が独特なんですよね。柔らかく、こもった感じがします。好みはあると思いますが、私はもう少し弾き感がほしいです。

【吉田】ロフトが9.5度でも高弾道を打ちやすかったのが「レガシープラチナム ドライバー」でした。フェースの見え方が自分好みで、つかまりが良くて、私にはいちばん結果が良かったです。適度な低スピン感もありましたし。

【市川】「レガシープラチナム ドライバー」は、大型ヘッドのわりにヘッドをターンさせやすくて、シャフトも先が動いて球をつかまえてくれます。長尺でもドローを打ちやすいモデルでしたね。僕が打つと少し球がバラけましたが、一発の飛びはありそうでした。

【村中】私はドローヒッターなので、球のつかまりすぎが良すぎる「レガシープラチナム ドライバー」を実戦で使うのは怖いです。フレックスSでもアンダースペックに感じましたし。

【吉田】確かに純正シャフトは軽すぎるし、柔らかすぎます。このモデルは、ヘッドスピードが遅めの熟練ゴルファーを対象にした長尺ドライバーなんでしょうね。

【市川】価格も高めですし（笑）。

【村中】でも、それだけにラグジュアリーな雰囲気があります（笑）。スライサーで飛距離が落ちてきたゴルファーには、「レガシープラチナム ドライバー」は魔法の杖になるかも知れませんね。

【GDO】今どきの長尺ドライバーは、いろんな性格のモデルが出揃って選択肢が多くなっているようですね。ゴルファーによって相性がありそうなので、モデル選びは慎重に。それでハマれば飛距離アップが期待できそうです！