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ダンロップ ザ・ゼクシオドライバー(2008年モデル)

打ってみると?

試打クラブはロフト9.5度の純正Sシャフト。長さが45.75インチで総重量が287.5グラム。バランスはD2。長くなった分だけ従来モデルよりも8gほど軽い仕上りだ。硬さの目安となる振動数は255cpm(いずれも実測)。こちらも従来モデルよりも少し硬めだ。ワッグルしてみると数値通り手元側がしっかりしており、中央から先端のしなりを感じやすい。

素振りを1回してから打ってみると、1発目から伸びのいいストレート弾道。フックフェースはやや強めだが、捕まり過ぎる感じはない。そして、4代目(ルール適合モデル)と比較すると、明らかにインパクト音が甲高い。何も言われなかったら「高反発」と勘違いしそうなぐらい、澄んだ高音だ。

ヘッドスピードについてはメーカーの意図通り、シャフトが0.75インチ長くなった分だけ確実にアップした。ダウンからインパクトにかけて、シャフト中間分から先端のしなり戻りがシャープなのも影響しているのだろう。44m/sぐらいで打つつもりで振ると、実際は45m/sぐらい出てしまう。タイミング良く振り切れるという前提はあるが、クラブでヘッドスピードを上げたい人には、期待を裏切らない仕上がりである。

弾道的には、打出しはやや高めでスピンもやや多め。フェースセンター付近で捕らえると2800~3000回転(使用級はウレタンカバーのスピン系)。スピン系のボールよりも、ディスタンス系のボールを使った方が低スピンで飛距離を稼ぎやすいだろう。

スイートエリアは見た目通り広いが、ヒール側で捕らえた時よりもトウ側で捕らえた方が、飛距離の落ち込みも少なく、曲がりも少なめだった。

クラブを計測してみると?
ダンロップ
5代目ゼクシオはさらにやさしく飛ばせる!
発売日:2007/12 オープンプライス

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