ダンロップ
安定した大きな飛びを実現!
発売日:2009/09/12 オープンプライス
スペック的にはニュートラルなドライバーだ。フェース角は10.5度が0.75度オープンで、9.5度が±0度。個体差を考えると、大体スクエアフェースで作っているんだろう。ライ角は約59.5~60.5度とややアップライトだが、重心角は約22度。今時のドライバーの中では重心角は少なめ。この影響もあってか、ダウンからインパクトにかけては、シャフトを軸にしてヘッドが返る動き(捕まる動き)は感じづらかった。また、重心距離も長めなんだろう。
シャフトについては、純正の「SV3020J T-55」はしなりが大きいがトルクが少なめ。このため、打点がブレても変な手応えが手に伝わらない。メーカー表示通りシャフト中間部分がしなるタイプで、コックがほどけやすいアベレージゴルファーを意識したチューニングがなされている。
モトーレスピーダーVc7.0は手元側が硬く、先が鋭くしなる典型的な弾き系シャフト。ダウンでタメをちゃんと作ってやると、インパクトゾーンで心地良い加速感を味わえる。また、シャフト先端側がしなるので捕まりが良くなり、ボールも上がりやすい。
長さは実測値で45.25インチ。クラブ重量は純正R「SV3020J T-55」が302.5グラムでモトーレスピーダーVc7.0が316.5g。45インチ換算にすると315~320グラムぐらいの感じになる。純正Rシャフトは35~50歳台で平均的なパワーの持ち主、モトーレスピーダーVc7.0はダウンでタメを作れるハードヒッターにちょうどいい重さである。
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
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10.5 | 11.25 | 59.5 | -0.75 | 45.25 | 235 | |
SV3020J T-55(R) | 10.5 | 11.25 | 59.5 | -0.75 | 45.25 | 235 |
9.5 | 10.5 | 60.5 | 0 | 45.25 | 273 | |
フジクラ モトーレスピーダーVc7.0(S) | 9.5 | 10.5 | 60.5 | 0 | 45.25 | 273 |