アキラ
飛距離への執念
発売日:2010/03 オープンプライス
リアルロフトは11.75度(表示10.5度)で、フェース角は+1.25度。ライ角度は61度とアップライト。重心アングルも24度と多め。460CCとヘッドはルール最大級だが、捕まりやすい要素がすべて盛り込まれ、実際に打ってみても捕まりがいい。シャフトは先端部分のしなりが大きい。ヘッドに加えて、シャフトも捕まりの良さを感じる。ハードヒッターが低い弾道を打つのにはまったく適さないが、ヘッドスピードが遅めの人には、ボールが上がりやすく、キャリーを確実に稼げる。
シャフトについては、純正の「PROTOTYPE」はフジクラのランバックスとコラボして作られたシャフト。Sにしては通常のランバックスと比較するとかなり軟らかめの設定。調子としては手元がしっかりしていて、中間から先端のしなりが大きい。フレックスは軟らかめだが、手元側がしっかりしているタイプ。切り返しでは中間部分がしなってヘッドの重みを感じやすく(タイミングが取りやすく)、ダウンからインパクトにかけては、しなり戻りは速過ぎず、遅過ぎず。ヘッドとシャフトのマッチングが良く、スイング中のヘッド挙動が安定している。
長さは実測値で45.5インチ。クラブ重量はSで290.6グラム。45インチ換算すると295g前後の仕上がり。バランスはD0.5。45~65歳ぐらいで、体力が平均、もしくは平均をやや下回る男性にちょうどいいスペックだ。
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
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10.5 | 11.75 | 60 | +1.25 | 45.5 | 242 | |
PROTOTYPE(S) | 10.5 | 11.75 | 60 | +1.25 | 45.5 | 242 |