構えてみると？

シャープな印象よりもやさしさを強くアピールしている

ナイキのフラッグシップブランド、ビクトリーレッド。そのニューモデルとなるのがVR_Sフォージドドライバー。体積はルール最大級の460CC。濃いシルバーのヘッドは投影面積が大きめで、シャープな印象よりもやさしさを強くアピールしている。フェースもややシャローで高弾道をイメージしやすい。フェースプログレッションはやや多めだ。

ソールのデザインはデコラティブだが、前作のようにフェース側に大きな凹みはない。新しいSTR8-FITシステムは、シャフトの脱着をソール側で行う。脱着部分がネックからソールに変わったことで、ソールのデザインが一新されたようだ。ちなみに新しいSTR8-FITシステムは従来よりもネックが細くなり、アドレス時の違和感が解消されている。

ヘッド同様、シャフトもハードな印象はない。シャフトは軽くて、軟らかめのセッティングになっている。長さはメーカー値で46インチ。やや長尺仕様だ。 メーカー資料によると、従来モデル比でボール初速が0.7m／sアップしたらしい。ボール初速は飛距離に多大な影響を与える要素である。飛びの性能がいかがなものか‥‥じっくりテストしてみたいと思う。