クラブを計測してみると？

60g台のSで重量はほぼ同じ。剛性分布についてはハッキリとした違いが出ているが、振動数に関しては3モデルともほぼ同じ。前作、kusalaシリーズは振動数が大きく異なっていたことを考えると、メーカー側はフレックスに対する考え方を変えてきたようだ。センターフレックスに関しては、手元調子となるブラックが4.91kgと一番硬く、次が中手元調子のインディゴの4.47kg。そして中調子のブルーが4.30kgと一番軟らかい。

miyazakiシリーズは、同社が独自で提案しているインターナショナルフレックスを表記している。これはシャフト先端からそれぞれ36、26、16、6インチの位置の硬さを数値化（0～9）し、4桁の数字をシャフト本体先端部分に表記。これで比較すると、ブラックが「4566」、iインディゴが「6555」、ブルーが「6544」となる。ブラックは中間から先端にかけて硬く、インディゴはシャフト全体の硬さの変化量が少ない。そしてブルーは中間から先端にかけて少しだけ軟らかく設計されている。

kenaシリーズの特徴は重心配分。手元重心設計となり、重めのヘッドでもバランスが出過ぎないように作られている。