グローブライド オノフドライバー KURO(2015年)
打ってみると?(弾道は)
試打クラブは9度のS。シャフトはオリジナルのMP-615D。9度表示でリアルロフト角は10.25度。フェース角は見た目通りスクエアで-0.25度。シャフトはワッグルすると手元側のしなりを感じやすい。硬さの目安となる振動数は262cpm。純正のSとしてはしっかりしている仕上がりだ。
アイアンでしっかりウォームアップしてから打ってみると・・・「スパーン」とやや低めのインパクト音。前作よりも球離れが少し速く感じる。打感は相変わらずソフトだが、弾き感が増していて手に伝わる。そして印象に残ったのが球の強さ。前作同様、この黒オノフも低スピン弾道が打ちやすく、キャリーとランで飛距離を稼げる。ヘッドスピード46m/sぐらいに上げて弾道計測してみると、スピン量は2200~2600回転。中弾道で伸びがある球が打ちやすい。
方向性はストレート弾道をイメージして打つとストレート。フェードをイメージすればフェード、ドローをイメージすればドローが打てる。叩いても左に行きづらい特性は踏襲されているが、インサイドからヘッドを入れると、ドローがちゃんと打てる。オートマチックに真っ直ぐ打つことよりも、左右に曲げた球を打ちたくなるドライバーである。
シャフトは切り返しで手元側が大きめにしなり、ダウンからインパクトにかけてはシャフト全体がスピーディーにしなり戻る。前作に比べるとシャフト全体のしなり量が増し、そしてシャフトのバネ性がアップしている。バネ性が強いのは好みが分かれそうだが、インパクトゾーンではシャフトの加速感が味わえ、ヘッドスピードも上げていきやすい。
フェースのラウンド(バルジ)が強いので、アドレスした時から、球筋の打ち分けたくなるドライバーで、実際に打ってみても球筋を打ち分けやすいドライバーである。そして低スピン弾道が打ちやすいので、キャリーとランで飛距離を稼げるドライバーである。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー