ソフトな打感で高弾道の強い球「ブリヂストン ツアーB JGR ドライバー」
打ってみると?
試打クラブはロフト角9.5度。シャフトは純正「ツアーAD for JGR TG2-5」の硬さS。
アドレスするとフェース向きはスクエアで構えやすい。ワッグルすると手元側がやや硬く、中間から先端側が大きめにしなる。
まずはクラブに合わせて軽めにスイングしてみた。スパーンと澄んだ金属音とともに、軽いドロー弾道。重心距離がそれほど長くないのだろう。前作同様、インパクトゾーンでヘッドが返りやすく、つかまりの良さが手に伝わってくる。
ヘッドスピードを45m/sまで上げても弾道は変わらない。ストレートを打つつもりでスイングすると、ストレートから軽いドロー弾道で飛んでいく。ボールの打ち出し方向が安定しており、キャリーが出る弾道が実に打ちやすく仕上がっている。
弾道計測してみると、フェースセンター付近でとらえるとスピン量は2700~2800回転。フェースのやや上側でとらえると2200~2500回転となり、キャリーとランで飛距離を稼げた。
試打して印象に残ったのが、方向性の良さ。ヘッドの挙動が安定しているので、狙った方向にボールが打ち出せる。打ち出し方向のズレが非常に少ない。
加えて、メーカーの意図通り、打点が多少ブレた時でもボール初速が落ちにくく、距離もちゃんと出ている。前作よりもミスの許容範囲の広さを感じ取れるドライバーである。
「ツアーAD for JGR TG2-5」は、オーソドックスな中調子で粘り系。切り返しでシャフト中央部分がクイッと大きめにしなり、ダウンからインパクトにかけてはしなった分だけしなり戻る。挙動がニュートラルなのでタイミングが取りやすい。インパクトゾーンでは先端側のしなり戻りが大きめ。シャフトにもつかまりの良さを意識した設計がなされている。
前作のJGRと同様、アスリートモデルとは思えないほどつかまりが良く、ミスに対する許容範囲が広い。加えて、フェース裏側を支えるサスペンションコアの効果で反発エリアが広がり、打感もソフトになっている。
ヘッドが大きめでつかまりの良いドライバーを求めている人、ドロー弾道で飛距離を稼ぎたいゴルファーにとっては、非常に満足度が高い仕上がりのドライバーだといえるだろう。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
あなたにおすすめ
- GDOゴルフスクールガイド
- スコアアップを手助けするゴルフレッスン・ゴルフスクールの情報を多数掲載
ギア&アイテム
ギアカタログ | ゴルフクラブの画像、スペック、クチコミを網羅 |
---|---|
新製品レポート | GDO編集員が注目の最新ゴルフクラブを試打レポート |
クラブ試打 三者三様 | 注目の最新クラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者が試打評価 |
ゴルフクラブABC | ゴルフクラブの基礎をすご腕クラブフィッターたけちゃんが解説 |
中古ギア情報 | 中古市場やツアープロの流行りから気になる一本をピックアップ |
米駐在レップ東奔西走 | 米国を奔走するゴルフギアのプロが現地からとっておきの情報をお届け |
ツアーギアトレンド | ツアーで見つけた最新ギアすっぱ抜き |
優勝セッティング | トーナメント優勝者のクラブセッティング |
ギアニュース | ゴルフギアに関する最新ニュース |
ギアトピック | ゴルフギアに関する旬な話題をピックアップ |