松山英樹が替えて話題の新ドライバー 旧モデルは中古で“買い”か?

中古ギア Zシリーズ
純正シャフトの「MIYAZAKI」は、コストがかかっていて、ハードヒッターでも使える。リシャフトしなくても良いのがうれしい

住友ゴム工業は9月2日に「スリクソン ZX シリーズ」(17日発売)を発表した。他社のドライバーを使っていた松山英樹は、米男子ツアーのシーズン終盤戦に新モデルに変更して好調のようだ。国内男子ツアーでは、星野陸也も新モデルへと変更して「フジサンケイクラシック」を制した。

ヘッドは2種類あり、松山はミスヒットに強い「スリクソン ZX5 ドライバー」のプロトタイプ、星野は操作性を重視した「スリクソン ZX7 ドライバー」を使用した。

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旧モデルとなる「Z シリーズ」は、すでにマークダウン(値下げ)され、中古市場でもかなりお買い得感が増している。2018年に発売された前作「Z585」と「Z785」のドライバーは、2年前のモデルながら、中古で1万円代後半から見つけることができる。

スリクソン Z585 ドライバー」は、2019年の「全英オープン」を制したシェーン・ローリーが使用。また、国内男子ツアーでフェアウェイキープ率ナンバー1を5年連続でキープしている稲森佑貴が、発売当初から使用していた。

スリクソン Z785 ドライバー」は、国内女子ツアーで2019年シーズン合計6勝という女子プロに人気のドライバー。畑岡奈紗勝みなみが2勝ずつ、小祝さくら浅井咲希が1勝を挙げた。

プロには好評だったが、何故かセールスに恵まれなかった。アベレージクラスから使いこなせる飛距離と寛容性が魅力の「Z585」と、飛距離と操作性を両立している「Z785」。自分のプレースタイルに応じて、選んでみるといいだろう。話題の新モデルが気になる人も多いだろうが、ぜひ中古ショップでチェックして欲しい。

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