ジミー チュウと初コラボ
FASHION
前回は「ターフを取るアイアンショットがカッコいい」という話でしたが、スマートにささっとグリーン上のピッチマークを直すのもそれと並ぶくらいカッコいいですよね。
でもみなさん、グリーンフォークの正しい使い方ってあやふやじゃないですか?でもいまさら恥ずかしくて聞けない?
そんなみなさんの代わりに、GDOゴルフ研究所のS吉クンが、鳴沢ゴルフ倶楽部のグリーンキーパーを務める渡辺文洋さんにしっかりと教わってきましたよ!
(取材協力/鳴沢ゴルフ倶楽部)
(S吉)グリーン上でピッチマークを直すのって、なんだかカッコいいと思いませんか?ある程度遠くからナイスショットを打ってグリーンに乗せないとピッチマークはできませんから、ピッチマークを直すのは、ナイスショットを打てた証みたいな……(といいながら、グリーンフォークを動かすしぐさ)。
(渡辺)ちょ、ちょっと待ってくださいS吉さん!グリーンフォークの使い方、間違ってますよ!
(S吉)えーっ!?正しいグリーンフォークの使い方なんてあるんですか?
(渡辺)はい。実は多くの人が間違っていて、たまにプロゴルファーでも勘違いしている人がいるのですが……。
(渡辺)いまS吉さんがやったみたいな、地面に刺したフォークでへこんだ地面を持ち上げるような使い方は間違っているんですよ。
(S吉)えっ?どうしてですか?フォークはへこんだグリーン面を平らにするんですよね。
(渡辺)確かにそうなんですけど、そのやり方だとへこんだ部分の芝の下に生えている根が切れて死んでしまうんです。
(S吉)なんと!ではどうすればいいのでしょうか?
(渡辺)ボールは斜めに落下してくるので、ピッチマークの後ろ側(ボールが飛んできたのを受けた側)の地面が膨らみますよね?その後ろにフォークを刺して、その膨らんだ部分を元に戻すように、ボールが飛んできた方向に土を寄せるようにフォークを使うんです。
(S吉)あっ!僕がさっきやったフォークの使い方と真逆ですね。
(渡辺)そうなんです。でもこうすれば芝の根を切らずにグリーン面を修復できるのです。膨らんだ側の数カ所から同じように地面を寄せてあげて、最後にパターの底で「トントン」してあげればバッチリです。文章だけだとよく分からないので、矢印を入れた写真も参考にしてください。
(S吉)ありがとうございます。
(渡辺)最近では、クラブハウス内に正しいピッチマークの修復方法について説明しているポスターを掲出しているコースもあるので、見つけたら読んでみてくださいね。
(S吉)わかりました!これからはナイスショットをたくさん打って、正しい方法でたくさんのピッチマークを修復したいと思います!
・遠くからナイスショットでグリーンをとらえるとピッチマークができる
・ピッチマークを修復するのは最低限のマナー
・グリーンフォークは、地面を持ち上げずに、地面を寄せるように使う
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