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ナナメ・ヒットの典型的スライスはこう直せ!!
2011/07/27
テークバックでフェースが開くほど外から降ろそうとする
まだゴルフを始めて日が浅いということなので、悪い癖が染みついてはいないはず。このチャンスにすべての悪いところを根絶してしまいましょう!大きなポイントはテークバックでフェースを一切開かせないこと。トップまでにフェースが開けば、それを無意識にスイングで戻そうとするので、外から降りる度合いが増していきます。まず、ハーフバックでフェースが大きく開いてしまっていますね…。
アベレージゴルファーの多くがハーフバックで開きっぱなし
ゴルフクラブは野球のバットやテニスクラブと全然ちがうことを認識しましょう。ゴルフクラブは重心がシャフト上になく、何も考えないでスイングすると、フェースが開く方向に力が加わります。ですから、アベレージゴルファーの多くは、ハーフバックからすでに大きくフェースが開いてしまうんです。ハーフバックでフェースが開いていない状態とは、写真の矢野東プロのようにフェースの向きが、前傾した上半身と平行です。
フェースが開いていないか手元で感じてください
上級者になれば、フェースコントロールの感覚が鋭くなり、テークバックでのフェースの微妙な挙動を手元で感じることができます。しかし、その感覚が分からないうちは、手元にシールを貼って、いつもチェックしましょう。オヘソにクラブをつけて、ハーフバックの状態にし、シャフトの手元が真上を向いたところにシールを貼ります。ハーフバックで、このシールが真上を指していれば、フェースはスクエアをキープしています。それがナナメを指すようであれば、フェースの向きが狂っていることが、すぐに分かりますよ。
トップで右手の親指に乗せるのはNG
山田さんの問題はハーフバックだけではありません。トップでもさらにダメ押しするように、フェースが開いています。まず、トップでクラブが右手の親指に乗っている状態がNG。そうすると、左手首が甲側に折れてしまい、フェースがさらに開いてしまうんです。ですから、トップでは右手の親指に乗せるのではなく、右手の人差し指の付け根に乗るのが正解。右手のひらが真上を向き、お盆を水平に持っているような感覚になります。
挟んだボールがトップで落ちなければ合格
いままで、親指の上に乗せるのに慣れていたので、どうしてもトップがぎこちなく感じるはずですが、この機会に徹底矯正してしまいましょう。ボールを両肘の下に挟んで、トップの形を作ってみてください。クラブが右手の人差し指の付け根に乗って、左手の甲が折れずに、真っ直ぐキープできていれば、トップでボールが落ちないはず。このトップでの腕の感じを、体に焼き付けてください。
意識的にインサイドから降ろそうとしないこと
気を付けることは、クラブが外から降りてくるからといって、意識的にインサイドから降ろそうとしないこと。フェースが開きやすいポイントとなる、ハーフバックとトップで開かないようにキープできれば、自然にインサイドから降りるようになるからです。テークバックでフェースをスクエアに保つことを怠ったまま、インサイドから振ろうとすれば、フェースがもっと戻らなくないばかりか、シャンクに悩まされてしまいますよ。
山田さん プロフィール
「ゴルフを始めて日が浅いのですが、やはり特に苦手なのはドライバー。どうしてもスライスばかりで、まっすぐに飛ばせません。今スコアは110台くらいなので、このドライバーが良くなれば、OBも少なくなり、あと10打くらいは楽に縮まると思うのですが…」
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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