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2011/09/21
磁気センサーでクラブの軌道を見ると、寺谷さんはボディーターンのスイングなんです。ボディーターンの場合はインパクト前後でもグリップの速度が落ちないので、一目瞭然。一方、フェースを開閉してボールを掴まえるリストターンの人は、インパクト前後でグリップのスピードが急激に落ちます。つまり、ボディターンのスイングで、なおかつ、フェースを開閉しているので、タイミングが合わないと、とんでもなくフェースが開いてしまうのです。
フェースを一切開閉させないボディーターンか、ある程度フェースを開閉させ腕を返すリストターンか。スイング軌道の理想となるAゾーンにいることが大前提ですが、どちらを選ぶかはあなた次第。リストターンタイプの矢野プロと比較すると、体の開きが早く、その違いがはっきり分かります。フェースの開閉を使うと、インパクトでスクエアに戻すタイミングが必要な分、難しくなりますが、今まさに、それに取り組んでいるということなので、その意識をより明確にしていきましょう。
リストターンスイングを目指すことを決めたなら、まずはグリップを完全にスクエアにセットすることです。これをボディターンスイングのように、ストロンググリップでシャットフェースにしてしまうと、チーピンばっかりになってしまいますからね。グリップエンドをおへそに向けて、体の真正面にクラブをセットして、そこでフェースをスクエアに合わせてください。
リストターンのスイングで、マスターすべきは腕の正しいローリングです。もっと正確に言うと、正しい左腕のローリング。腕をターンさせるというと、右腕を被せるように返す右腕主体のイメージになりがちですが、それでは正しいターンはできません。主体は左腕。その動きを自然にマスターするために、足を揃えてから、右足を一歩引いた、左足1本のスイングを徹底練習する必要があります。
左足1本のドリルで目標とすべきは、軽いドロー回転でまっすぐに打てること。そして、8割くらいの飛距離が出るように練習を重ねること。寺谷さんだったら、左足1本でも200ヤード以上飛ばせるはずですよ。フォローでよろけたりせず、最後は左足で体重がしっかり受け止められるよう、バランスにも配慮してください。バランスを崩さず、まっすぐ200ヤード以上打てれば、正しく腕のローリングができた証拠です。
左足1本のドリルをマスターしたら、いよいよ、通常のショットで練習します。といっても、腕を積極的に返すことを強く意識する必要はありません。通常のスイングで一番フォーカスすべきは、頭を残して腕を振りぬいていく感覚です。もっとも効果的なドリルは、キャップやサンバイザーをかぶった練習です。首の付け根を軸として、テークバックすれば、帽子のつばはやや飛球線後方を向きます。そのつばの方向をキープしたまま、ダウンスイングしてください。インパクトで体が開かずに振りぬく感覚を身に付けましょう。
「ドライバーが不安定で、今は左右どちらにも行く感じです。ナイスショットしたときには、飛距離も方向性も満足できるのですが、そのショットはなかなか続きませんね。バッドショットでは飛距離も方向性も雲泥の差で、ガッカリします。今は、インパクトで積極的に腕を返すように意識していますが、プッシュアウトやビッグスライスも多いですね」
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