「ストロークとフィーリングが向上」フジクラ MCパターシャフト

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打ち切れないミスと打ち急ぎを改善

【ミーやん】パター用シャフト『MCパター』には、MCT(メタル・コンポジット・テクノロジー)とRCT(ラバー・コンポジット・テクノロジー)という独自技術が採用されています。シャフトの重心位置を調整するためにカーボンシャフト内に金属を採用し、さらにゴム素材を配合することで衝撃を吸収。クリアな打球感を実現しているそうです。

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【ツルさん】ラインナップには、硬さの異なる「ハード」と「ソフト」の2種類が用意されています。さっそく打ってみましたが、おもしろいのは断然「ソフト」のほうです。シャフト自体がとても柔らかくて、ヘッドの重さによって切り返しでシャフトがしなるのがよく分かります。そのおかげで、自然と“間”が作れてインパクトまで“待つ”ことができるんです。打ち急ぎのミスがなくなります。

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【ミーやん】「ソフト」のほうは、ビックリするぐらいに柔らかいです。三菱ケミカルのディアマナシリーズからもパター用シャフトが登場していますが、『MCパター』の「ソフト」は、それよりもかなり柔らかいのが特徴ですね。

【ツルさん】僕はストロークのテンポが速くて、打ち急いでしまうタイプなのですが、この「ソフト」を使うと改善されます。それにシャフトのしなりの効果で、よく飛びますよ。

【ミーやん】パターなのに“飛ぶ”って、必要ですか?(笑)

【ツルさん】シャフトのしなり戻りによって、ヘッドが勝手に前に出てくれます。いい意味でパンチが入るので、打ち切れないミスが多い人には助けになってくれると思いますよ。

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【ミーやん】なるほど、そういう意味なんですね。それにしても「ソフト」のしなり感は独特です。これまでのスチールシャフトに硬さに慣れているゴルファーだと戸惑うでしょうね。

【ツルさん】スチールシャフトと比べると、打感は「ハード」と「ソフト」ともにマイルドになりますね。しなり感はスチールのまま、打感だけを柔らかくしたい人には「ハード」がオススメです。

評価表 新製品レポート フジクラシャフト MC パター

■ 試打クラブのスペック

フジクラシャフト MC パター
重さ:128.5グラム、フレックス(トルク):ソフト(2.5)、ハード(2.3)
発売日:2017年4月14日、価格:税抜25,000円(税込27,000円)

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ミーやん プロフィール

1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。

ツルさん プロフィール

1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。
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