ヤマハ
“操作性”と“飛び”を両立
発売日:2010/11/27 オープンプライス
フェース角は+0.5度とややフックフェース。ライ角度は60.75度とアップライト。この2つは捕まりやすいスペックだが、反面、重心アングルは20度と少ない。これが影響しているのだろう。スイング中にヘッドが返りづらいこともあって、フックフェースの割には球が捕まらない。捕まるヘッドではなく、真っ直ぐ打てば軽いフェード弾道になりやすい。それでいて、インからあおって打つとヘッドの挙動が不安定になり、引っかけ球が出やすい側面もある。
シャフトについては、純正のS(ツアーAD LV-6)は手元側が硬めで、中間から先端が軟らかいタイプ。このため、切り返しでは中間部分がムチのようにクニャッとしなり、粘り感がある。そして、ダウンからインパクトにかけてはスピーディにしなり戻る。先端側は軟らかいが、ヘッド特性の影響もあってヘッドはアッパーに動く度合いはそれほど強くない。トルク値は3.5度。実際にスイングするとねじれ感が非常に少なく、シャフトの挙動はシャープだ。長さは実測値で45.75インチ。クラブ重量は310.4gでバランスがD2。45インチ換算すると約318g。20~50歳ぐらいの男性で、体力が平均以上の人と相性が良いスペックだ。
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
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10 | 10.75 | 60.75 | +0.5 | 45.75 | 259 | |
グラファイトデザイン ツアーAD LV-6(S) | 10 | 10.75 | 60.75 | +0.5 | 45.75 | 259 |