ナイキ ヴェイパー プロ ドライバー
クラブを計測してみると?
ロフト角10.5度のノーマルポジションだと、リアルロフト角が8.25度でフェース角が-3.5度。ライ角は60.25度で重心角は19度。同じロフト角で捕まるポジションに変更すると、フェース角は-1.5度になってリアルロフト角が9.5度となる。捕まらないポジションに変更すると、フェース角は-4.5度となってリアルロフト角が7.5度となる。捕まり具合を変更すると、それに連動してリアルロフト角も少し変わってくるようだ。計測器との相性もあると思われるが、ヘッドを座らせた時にフェースが開く方向に回転する。これが影響して、総じてフェースは右を向く度合が強くなっている。
続いて、ロフト角を変更してスペックを計測してみる。8.5度に調整すると、リアルロフト角は7.5度、フェース角は-4度。12.5度に調整すると、リアルロフト角は10.25度、フェース角は±0度となった。こちらもロフト角を増減させると、それに連動してフェース角も変わってくる。個体差もあるだろうが、ロフト角を変えればフェース角が変わり、フェース角を変えればリアルロフト角に影響が少し出るようだ。
試打したシャフトは三菱レイヨン ディアマナ R(S)で、振動数は261cpm。アフターマーケット用のSシャフトとしては平均的な数値で、手元と先端側のしなりが感じやすく仕上がっている。トルクはメーカー値で3.5度と少なめ。シャフトの挙動は適度にシャープである。長さはメーカー値、実測値とも45.5インチ。クラブ重量は316.9gで、バランスがD3。25~40歳くらいの男性で、体力が平均以上の人に適したスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
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三菱レイヨン ディアマナR(S) | 10.5 | 8.25 | 60.25 | -3.5 | 45.5 | 261 |
レッスンカテゴリー
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