ピン G SF TEC ドライバー
構えてみると?
ピンの主力ブランドであるGシリーズ。前作『G30 ドライバー』から約1年半を経て登場したのが、『G ドライバー』。モデル名から数字が省かれ、シンプルに『G』だけとなり、3つのタイプのモデルがラインアップされている。今回試打するのは、3モデルの中で捕まりやすさを求めて設計されている『G SF TEC ドライバー』。
モデルチェンジでまず目に付くのが、クラウン部分の突起。他のGシリーズ同様、クラウンのフェース側にはフィンのような突起、「タービュレーター」が6つ搭載される。そして、クラウン全体にもリブが5本配される。さらに、ヘッド後方にはボーテックと呼ばれるスリットが入る。
これらにより、前作からインパクト時の空気抵抗を約37%も軽減させた、とメーカー側はアピールしている。ヘッド上部の凹凸形状が増え、視覚的にもモデルチェンジしていることがハッキリ分かる。
他のGシリーズとの違いは、ソールに配置されているウエイトビスの位置。『G SF TEC ドライバー』はヘッド後方のややヒール側にオフセットされてビスが配されている。そしてこのモデルだけはロフト設定が他と異なり、10度、12度となっている。
ヘッドのカラーリングは前作同様、マットブラック。つや消しの黒は精悍な印象があり、太陽光にも反射しないので、晴天下でも構えやすい。投影面積が大きいヘッドは安心感、そして重心の深さを感じられる。
フェースは面長で面積も大きい。他のGシリーズ同様、重心距離を短くすることよりも、慣性モーメントを増大させてスイートエリアを広げたいという意図がうかがい知れる。ヘッドの大きさに合わせるかのようにフェースは分厚く、その厚みは約58ミリ。対して、バックフェースは超シャロー。従来モデルと同様に、深重心、低重心を強く意識したデザインだ。
見た目的には、他のGシリーズと違いはない『G SF TEC ドライバー』。Gシリーズの中で、どれぐらい捕まりが良くなっているのか、どんな弾道が出やすいのか、じっくりテストしてみたい。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー