ブリヂストン TOUR B XD-5 ドライバー
打ってみると?(弾道は)
試打クラブはロフト角9.5度。アドレスするとフェース向きはほぼスクエア。リアルロフト角は10.5度。純正シャフト(ツアーAD TX1-6)のSフレックスの振動数は257cpm。長さは45.75インチでバランスはD2.5。クラブ重量は304g。アスリート向けドライバーにしてはやや長めに仕上がっている。
まずはヘッドスピード43m/sぐらいで打ってみた。シュパーンと心地良いインパクト音とともに、ボールは力強く飛び出した。弾道は高めのストレート弾道。大型ヘッドで重心距離は長めだが、インパクトゾーンではイメージ通りにヘッドが返り、直進性が高い弾道が打ちやすい。気合いを入れてヘッドスピードを46m/sまで上げても振り遅れ感がなく、適度に捕まった球が打てる。
フェースの弾き感は高く、ルール適合ドライバーであるがボールの初速が出やすい。スイートエリアが広いので、打点をわざとバラつかせて打っても、ボール初速が落ちづらい。 ヘッドスピードを46m/sで弾道計測してみると、フェースセンター付近で捕えるとスピン量は2800回転前後。フェースのやや上側で捕らえると2100~2600回転となり、低スピンで飛ぶ弾道が打てた。シャローフェースだが、見た目よりは低スピン弾道が打ちやすいドライバーである。
純正装着されているツアーAD TX1-6S(ブリヂストンオリジナル)は癖のない中調子で、インパクトゾーンでは先端側がスピーディーにしなり戻る。ヘッドがアッパーに動き、かつ捕まりを促す挙動があるシャフトだ。手元側はしっかりしているが、切り返しではタイミングが取りやすく仕上がっている。
TOUR Bシリーズはアスリートゴルファーを強く意識したクラブだが、このXD-5 ドライバーに関しては、見た目通りにハードではない。同社のJGRと似た感じで、3つのヘッドの中ではやさしいアスリートモデルという位置付けなのだろう。
大型ヘッドだが、適度に捕まった球が打ちやすくスイートエリアも広い。ドライバーで飛距離を稼ぎつつ、フェアウェイキープ率も上げたい欲張りなゴルファーと、非常に相性が良いドライバーである。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー