「昨年のヒット作がブラッシュアップ」テーラーメイド M1 460 ドライバー
| 打感 | 構えやすさ | 操作性 | やさしさ | 弾道高さ | |
| ミーやん | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 |
| ツルさん | 3 | 4 | 3 | 3 | 4 |
シャフト: TM1-117 (フレックスS)
発売日:2017年3月9日、価格:税抜72,000円(税込77,760円)
【ミーやん】昨年度のヒット作となった『M1 460 ドライバー』が、2017年モデルとなって登場しましたよ。新モデルはヘッドのカーボン使用比率が2016年モデルよりも増えて、ソールのトウ側にまでカーボンが使われています。それによって、ソールの移動式ウエイトによる調整幅も拡大されています。
【ツルさん】クラウンのデザインも前作から少し変わりました。カーボン部分の編み目が黒味を増して、より引き締まった印象になりましたね。それと、フェース側のホワイトの面積が少なくなっているのもポイントです。新モデルのデザインを写真で見ていて、2016年モデルのほうが構えやすそうだなと思っていましたが、こうやって現物を手にしてみると、意外と2017年モデルのほうが構えやすいです。カラーリングの影響もありますが、2017年モデルはクラウンの傾斜が少しフラットになったおかげもあります。ヘッドをターゲットに正対させやすくなりました。
【ミーやん】えー、前回は『GBB エピック スター ドライバー』を試打したところ、低スピンすぎて撃沈してしまったボクですが、今回もなかなか厳しい状況です(笑)。ロフト角9.5度だと低弾道ですね。そしてバックスピン量が2000回転を切るぐらいの低スピン!今日みたいに寒い日は、ヘッドスピードを上げづらくて余計にしんどいです。でも、感触は悪くないですよ。ロフト角10.5度であれば、ボクのレベルでも使えそうな雰囲気です。
【ツルさん】低スピンなのは従来モデルどおりですけれど、フィーリングや球筋は2016年モデルの『M2 ドライバー』の性能に近くなりました。2016年モデルの『M1 460 ドライバー』は、気を抜くと球が右に滑るような感覚がありましたが、それに比べると球のつかまり感が向上しています。少しの差ですが、ラウンドで使うと大きな違いになってくると思います。
【ミーやん】「パシン!」という澄んだ打音は好印象です。打っていて心地いいですね♪
【ツルさん】打感は良くなりましたね。前モデルは硬質な雰囲気でしたが、新モデルはそれが和らいでいます。
【ミーやん】ソールのスライド式ウエイトをフェース寄りにセットして試打したら、スピン量が1500回転になりました。見事なドロップ球です。ボクには無謀な調整でした(笑)。
【ツルさん】スタンダードな状態でも低スピンですからねー。バックウエイトは後ろ側に動かして使う人のほうが、圧倒的に多くなると思いますよ。
【ミーやん】純正シャフトは、ボクのヘッドスピード(43m/s)で振ってもしっかり感があります。やはりアスリート向けドライバーなんですね。ツルさんは普段から前作の『M2 ドライバー』を使用中ですが、ぶっちゃけ新モデルの『M1 460 ドライバー』はどうですか?
【ツルさん】前作よりも構えやすさと打感が向上していて、得られるフィーリングと弾道は前作の『M2 ドライバー』に近いです。打ちやすくなって、調整機能も充実していて、正常進化しているグッドなモデルですね。僕自身も新しい『M1 460 ドライバー』にはとてもいい印象を持っているし、今のドライバーからすぐに乗り換えられそうですが、買い替える価値があるかと問われると迷うところです(笑)。調整機能で遊んでみたいので、結局は買っちゃうと思いますけどね。
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ミーやん プロフィール
最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?

ツルさん プロフィール
とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。
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