「飛ばし屋」たちの武器は? マスターズを前にドライバーを調査

飛ばし屋たちのドライバー調査
マスターズを2度制しているバッバ・ワトソンはピン「G410 プラス」で戦う(Warren Little/Getty Images)

今季のメジャー初戦「マスターズ」が11日(木)、オーガスタナショナルGCで開幕する。世界のトップ選手たちのプレーとともに、その道具にも視線が集まる。今回はPGAツアーの平均飛距離トップ10に入る「飛ばし屋」たちのドライバーを調査した。(プロ選手は頻繁に用具を変更するため、現時点とは異なっている場合があります)

平均飛距離ランキング(3月31日付)

1位:キャメロン・チャンプ(米国、316.8ヤード)
ピン G410 PLUS

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2位:バッバ・ワトソン(米国、313.6ヤード)
ピン G410 PLUS

昨年ツアー初優勝を飾ったチャンプ、2012年、14年のマスターズ覇者ワトソンはともにピンの最新作「G410 PLUS」を使用。可変ウェートの機能により、自身の球筋に合わせて曲げ幅を抑え、縦の飛距離の伸長につなげているようだ。

3位:ルーク・リスト(米国、313.2ヤード)
テーラーメイド M6

4位:ロリー・マキロイ(北アイルランド、312.3ヤード)
テーラーメイド M5

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3位のリスト、4位のマキロイはそれぞれテーラーメイドの最新作「M6」、「M5」を武器としている。フェースの反発係数をルール最大限ギリギリに調整する「スピードインジェクション」テクノロジーを搭載し、初速性能を向上させた。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンタイガー・ウッズらも「M5」を使っている。

5位:ウィンダム・クラーク(米国、312.1ヤード)
PXG 811 XF GEN2

6位タイ:パトリック・カントレー(米国、310.7ヤード)
タイトリスト 917D2

カントレーはタイトリストの前モデル「917D2」を使用。大型ヘッドながら操作性が高く、高い打ち出し角と適正なスピン量が飛距離アップを生む。タイトリストの最新モデル「TS2」、「TS3」は複数のPGAツアー選手が使っている。「WGCメキシコ選手権」で今季最長となる457ydドライブを見せたジャスティン・トーマスは「TS3」をオーガスタ攻略の相棒にするとみられる。

6位タイ:ブランドン・ハジー(米国、310.7ヤード)
ピン G400 MAX

8位:グレイソン・マレー(米国、310.0ヤード)
キャロウェイ GBB エピック サブゼロ

9位:安秉勲(アンビョンフン)(韓国、309.8ヤード)
タイトリスト TS3

10位:オリー・シュナイダージャンズ(米国、平均309.6ヤード)
キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ

ランキングトップ10のうち、今年のマスターズの出場資格を持つのはワトソン、マキロイ、カントレーの3人。ランキング圏外だが、出場選手でドライバーが注目されるのは世界ランク2位のジャスティン・ローズ(イングランド)。今年1月に用具契約をテーラーメイドから本間ゴルフに変え、さっそく2月に優勝した。使うのは「TW747 460」。高弾道&低スピンで飛ばすタイプだが、ミスへの寛容性が大きく評価されている。

オーガスタナショナルGCはもちろん、飛距離のアドバンテージだけで制することはできない。それでも世界トッププロの飛距離はパトロンたちを魅了する。グリーンジャケットを勝ち取るのはどのドライバーか?

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