G25からG410まで歴代ピンGシリーズを一気試打
10年連続増収を支える人気シリーズを打ち比べ
ピンゴルフジャパンは、昨季まで10年連続で増収を続けている。この躍進に大きく貢献しているのが、2019年モデルで10代目となるGシリーズだ。今週発表されたばかりの「G410 LST ドライバー」より少し前に発売された2本の「G410」シリーズも好調。なぜピンのGシリーズはそこまで支持を得られるのか!? 人気クラフトマン・鹿又芳典氏に過去5代にわたる歴代Gシリーズを打ち比べてもらった。
「曲がらない1W」がピンの伝統
―Gシリーズを試打した感想は?
「Gシリーズは一貫して深重心、高慣性モーメントを続けているので、どのモデルも“やさしく曲がらない”というのが特徴です。『G25 ドライバー(13年)』や『G30 ドライバー(14年)』も最新モデルと同じくらいミスヒットに強いです。ただ、最新の『G410 PLUS ドライバー』や『G410 SFT ドライバー』と比較すると、飛距離は落ちてしまいます」(鹿又、以下同)
「G400」でスピードが大幅アップした
―「G400」が大ヒットした理由は?
「歴代Gシリーズを打ち比べると、やさしいという伝統は継承しながらも『G ドライバー(16年)』で少し飛距離が伸び、『G400 ドライバー(17年)』で一気にボール初速がアップしました。また『G400』ではヘッド体積をコンパクトにした(445cc)ことで、ヘッドスピードも上がりやすくなったのです。やさしさを継承しながら、スピードもアップしたことがヒットの要因だと思われます」
米ツアーの飛ばし屋らも「G」を求めだした
―シリーズの人気に拍車をかけたのは?
「元々ピンのドライバーは、アマチュア目線でやさしさを追求していたので、ツアープロがドライバーに操作性を求める時代にはマッチしませんでした。流れが変わったのはここ5~6年ほどの話で、ツアープロでも“やさしさ”を求めるようになり、いまではPGAツアーのバッバ・ワトソンやキャメロン・チャンプら、飛ばし屋たちもGシリーズで実績を作ったことで、人気に火がついたと言えます」
ターゲット層をさらに広げた「G410」シリーズ
―「G410」シリーズの特徴は?
「『G410 PLUS ドライバー』は、プロからアベレージゴルファーまで万人受けしそうなモデルです。『G400 ドライバー』のスピード感とやさしさがそのまま進化しています。しかもピン史上初のウエイト調整が追加され、カスタム要素が加えられたことでより幅広い層にマッチするでしょう」
「『G410 SFT ドライバー』は『PLUS』のドローポジションより、さらにつかまりが良く、高さも出やすいので、スライスで悩むゴルファーに最適です。8月発売の『LST』も含め、さらにピンGシリーズの躍進が止まらないと言えそうです」
撮影協力/ジャパンゴルフスクール
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー