この2モデルはプロにも人気だが、一般アマチュアでも打ちこなせるFWだ

フェアウェイウッドの売り上げランキングをチェックしてみると、人気ドライバーと同じモデルが上位にあることがわかる。ドライバーを試して結果が良いと、同じフェアウェイウッドが欲しくなるということなのだろう。では、最近人気のフェアウェイウッドの中古ショップでの状況を調べてみよう。

まずは「テーラーメイド M4 フェアウェイウッド」。新品販売が好調なだけあって、中古ショップでも意外と在庫がある。価格はUS仕様は2万円を切るものから、日本仕様でも2万～3万円といったところか。程度によっては、新品に比べてお買い得感がある。

この「M4 フェアウェイウッド」は、表示ロフト角よりもリアルロフト角が少し大きめなので、ボールが楽に上がると好評だ。ただしUS仕様は、日本仕様に比べてかなりしっかりしたシャフトが入っているので、買うときはよくチェックしてほしい。

次はツアープロにも大人気の「キャロウェイ ローグ スター フェアウェイウッド」。このローグシリーズになってから、フェアウェイウッドやユーティリティにもフェースの裏側に2本の柱を備えた「ジェイルブレイク・テクノロジー」が搭載されたこともあり、非常に人気が高い。

このモデルも、中古ショップで普通に目にするようなった。価格的には「テーラーメイド M4」より少し高めで、2万～4万円弱。「ローグ スター」は日本限定で、US仕様は「ローグ」というモデルになる。こちらも日本仕様に比べてシャフトはかなり硬い。

中古ショップで複数の番手のフェアウェイウッドを買うことは、多いと思う。その場合、同じシャフトが装着されている物を選ぶのがいいだろう。シャフトが異なると、重さやバランスが変わってしまい、スイングに影響が出るからだ。最初からリシャフトをする前提で買うのなら、US仕様を選ぶのも面白いかもしれない。