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2010/10/26
前回と比較すると、すごく腰の回転にキレがあって、スイング自体は向上しています。しかし、問題はその体の回転に、フェースの動きが同調していないこと。テークバックからすでにバラバラになってしまっているんです。本来、上半身の回転に対して、フェースは開いたり閉じたりすべきではないのですが、テークバックでいきなり開いてますよ。
ただし、インパクトの瞬間リストを使って、うまくフェースを返せる人は、スクエアにヒットするために、テークバックでフェースが多少開くのはOKです。しかし、宮田さんの場合は、リストターン比率8.8で、手首を返さないボディターンタイプのスイングです。こういう人は、テークバックで一度フェースが開いてしまうと、インパクトでフェースを戻せなくなるんです。
ここでちょっと実験です。壁からお尻を30センチくらい離した状態で、スイングしてみてください。テークバックでヘッドが当たれば、体の回転とフェースの動きが同調していないことは一目瞭然です。今の状態だと、ヘッドを壁に擦ってしまい、フルスイングは難しそうですね…。
では、体の回転とフェースの動きが同調しているとは、具体的にどういうことでしょうか?簡単にいうと、おヘソからクラブが垂直に生えているような状態です。上半身を回転させれば、当然その分だけ、クラブも回ります。おヘソにクラブが固定されていれば、常にヘッドが体の真正面にあるし、フェースが開いたり閉じたりもしませんよね。ボディーターンタイプの人は、この意識がとても大切です。
グリップをおヘソに押し当てた状態で、上半身と腕とクラブが同調するイメージを掴みましょう。もっとも注目すべきは、テークバックで腰の高さまで上げた時の、位置関係です。まず、アドレス同様に右手が左手の上にありますよね。グリップはおヘソに押し当てているのでフェースが開くこともありません。リーディングエッジと上半身の前傾角度は平行。つまり、位置関係はアドレスの状態のまんまなんです。
おヘソにクラブが生えたテークバックをすれば、オーバースイングは勝手に直ります。腰までの高さまで、アドレスと同じ位置関係をキープしたら、後は肘を体の方向にスッと畳んでトップが完了。とてもシンプルです。しかし、ハーフウェーバックでフェースが開くと、右手が下になり、トップで腕が余計に回ってしまい、オーバースイングを招くのです。
「前回は、インパクトにかけて腰の回転が止まり、前方に突き出す動きがフックの原因でした。それを直したところ、フックは解消しましたが、今度は全然掴まりません。オーバースイングが原因だと考え、コンパクトに振ろうと意識していますが、どうしてもスライスから抜け出せないんです…」
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