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とにかく、体の動きに問題はあるにせよ、そこには一切構わず、まずはグリップに対するフェースの向きをいつもクローズに。スライスに長年悩んでいる人は、アウトサイドインの軌道になっているので、同じスイングのままフェースを閉じて握れば、左に真っ直ぐ飛ぶか、あるいはフックになります。それでもまだスライスが出るようなら、もっとフェースをクローズにしてみてください。フックは出るにせよ、これだけでスライスから簡単に抜け出すことができると思います。
サイエンスフィットの1万人以上に及ぶ集計では、ほとんどのアマチュアゴルファーは、B、Cゾーンに属しています。共通するのはアウトサイドイン軌道です。外からクラブが下りて、すくい上げるのがBゾーンタイプ。外からクラブが下りて、打ち込むのがCゾーンタイプ。一方、プロや上級者のほとんどが、インサイドアウトのアッパブローとなるAゾーンに属しているのです。B、Cゾーンの人は球が右に曲がって失速し、飛距離が出ないことが共通の悩みですが、中でも、弾道の低いCゾーンタイプの人は、もっとも飛距離が出ないインパクトに陥っていると言えます。
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