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2014/05/21
【最近のプロの傾向】
定期的にツアープロのスイングを分析している中で、最近、傾向が強まっていることがあります。それは、テークバックでシャフトラインよりも上に上がって、ダウンスイングではインサイドに下ろしている選手が増えてきたことです。後方から見ると首筋あたりにクラブが上がり、胸元から下りているのです。クラブの重心設計や長尺化によって、この傾向がますます主流となると思われます。壁を背にしたドリルのように、体感的にはかなり外に腕が上がっている感じがしてもやっとオンプレーンですし、最近のスイングの傾向を考えると、もっと大胆に行っても問題ないといえます。
「7番アイアンで160ヤードくらい飛ばせるのに、ドライバーは全然飛んでいないという不満を抱えています。大きく曲げるミスはなく、方向は安定しているけど、全然飛ばないんです。スイングで気をつけているところは、腕とクラブの三角形を保ってテークバックすることですが、アイアンは良いのにドライバーだけ飛ばない原因が分かりません・・・」
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