ジミー チュウと初コラボ
FASHION
【PR】科学の目で自分のスイングを知ろう!サイエンスフィットのスイング診断コース>>
2014/08/27
プロのスイングと、インパクトの正面映像を比較すると、大川さんの問題点が一目瞭然です。テークバックで顔の向きがあまり変わらず、頭の動きがキープされているのが大川さん。しかし、プロは結構頭が動いて見えませんか?そして、インパクトでプロは、頭が残っているのに対して、大川さんは左に動いていますよね。ダウンブローが強まっているのは、体の使い方を誤解しているからです。(右写真は原江里菜プロ)
「頭を動かすな」というアドバイスがありますが、これは大きな誤解を招くので、アマチュアの方は特に気をつけたいところです。頭を動かすなと言われれば、視界を変えないようにするので、顔を動かさなくなります。しかし、キープすべきスイング軸は背骨に沿った背中側が理想。つまり、その軸がキープされていれば、顔は回ってもOKなので、正面から見ると頭は結構動いて見えるものなのです。
頭を動かさない、ボールから目を離さない、といった意識は、顔の面をボール側にキープしようとする動きにつながります。顔を正面に保って、大きく振り上げようとすれば、下半身を余計に回そうとします。そして、たいていは右膝が伸びて、体重が左足に乗る形になります。アマチュアの47%は逆体重になっているという分析結果がありますが、顔の面を残そうとしていることが大きな原因です。その意識を根本的に変えることが肝心ですよ。
意識を変えたいのは、頭は動いてもOK。というかむしろ、スイング軸が保たれていれば、頭が動くのが自然なので、頭をキープする意識は一切不要です。意識すべきは、首筋から背骨に沿った、背中側のスイング軸を保つこと。ですが、これも意識して行うのはなかなか難しいものです。軸を保つために意識するのは実は右膝のみ。アドレス時に、軽く曲げた右膝の角度が、テークバックで伸びないように保つと、スイング軸は自然に保たれますよ。
逆体重になってしまう人が、気をつけるのは右膝のみ。頭を動かさないようにとか、軸を保とうとか、忘れてください。右足のカカトを2センチくらい浮かせてスイングするのが、もっとも効果的なドリルです。右のカカトを浮かせると、テークバックで右膝を伸ばすことができません。伸ばすとバランスを大きく崩してしまうからです。こうして、右膝の角度が保たれると、軸も自然にキープできます。
もう一つのドリルとしては、左足を高くしたスイングの練習です。逆体重になる人は、左足上がりだと右膝を伸ばす癖が抑えられるので、悪い癖が軽減されて打ちやすくなります。このように、左足を高くして打つと、悪い癖を矯正するのにも役立ちます。これだと、テークバックで右膝が伸ばせないですし、ダウンスイングで突っ込むこともなく、ダウンブローにはなりえませんよね。
「ドロー系が持ち球ですが、それはラウンドの前半まで。後半、疲れてくると、左に急激に落ちるような球が出てしまい、スコアの足を引っ張ってしまいます。前半の調子のまま、ラウンドを通じて安定した弾道でプレーできれば良いのですが、突然ドライバーのショットが崩れてしまう原因を知りたいですね。ハーフバックでは、クラブをインサイドに引き込まないように気をつけて、コンパクトなスイングを心がけているのですが・・・」
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |