金谷多一郎のクラブ一刀両断ピン スコッツデールTR パター SHEA(シャフト長調整機能有り)
シャフト長さが調整できる画期的なパターです。マレット型のヘッド形状でターゲットに対して構えやすいです。いい転がりで打ち味が軟らかく、フェースのどこに当たっても打感、転がり方が安定しています。
試打レビューを読む■全体的な感想
PINGのショップでフィッティングし、自分に合うタイプであると認識した上での購入です。
ショップに行くまで自分の軌道はストレートであると考え、ブレードタイプが欲しいのもあってANSER 5やscotsdale tatumを念頭にしていたのですが、実際にフィッティングすると何度やっても軌道はセミアークタイプと診断され・・・加えてインパクトにバラつきが多く、ミスヒットに強くてある程度オートマチックに打てる型が合うとのこと(自分の技術の問題もあると思いますが)。実際このパターを打つと、なんとしっくりきて打ちやすいことか!すっかり心変わりしました。
シャフト長が変えられるタイプですが、33.5インチ固定で変えていません。変えられないタイプより全体の重量があり、手打ちになりにくい所が好きで、こちらを選びました。
一度ラウンドで使用しましたが、前パター(オデッセイのWhite ice #5 CS)の感覚が離れずスコアは出ませんでした。これから練習して感覚を掴んでいきたいと思います。
■デザイン
画像だと丸みを帯びている印象を受けますが、構える時は真上から見るので、トゥ部分はわりと角張って見えます。それから、ソールが思いのほか光沢感があったのでバッグに入れた時にちょっと驚きました。
不満を言うならば、パターカバーのデザインがもっとカッコいいと良いかな。そして面ファスナー(マジックテープ)ではなくマグネットでお願いします。面ファスナーのザラザラでせっかくのヘッドが擦れてしまいそうで。
■打感
わりと固いと思います。前パターのオデッセイ ホワイトアイスとあまり変わった印象は受けません。
■構え易さ
ライン1本のシンプルで大きすぎないマレット型なので、変に考えずにスッとアドレスに入れると思います。
今までのパターより重く感じましたが、ユッタリしたストロークで打つと、転がりもよく距離も合いやすい。いきなりエースパターになりました。
シャフト調節は同時にグリップの向きも変わります。自分の手の癖にもアジャストでき、好感触です。タッチは堅めですが私の好みに合っています。
今までシャフトの長さを気にしていろいろ試してましたが、これで解決です。
調整機能のためか手元に重量感があり好き嫌いは出てくると思いますが、私的には好みです。