金谷多一郎 シンプルでスッキリした顔!|自分の構えがしやすいモデル
オーソドックスな形状のL字マレットで、非常に構えやすい。シンプルにスッキリ見え、クセがなく、クラブに合わせるのではなく自分の構えがしやすいモデル。まさに“マレットの王道”。その操作性はアイアンやウェッジのヘッドと通ずるところがあり、アプローチからの流れでイメージがつきやすいパター。
マーク金井 フェースの向きを感じながら|アドレス&ストロークが可能
構えたときに、ネックとヘッド形状からなる構造の妙で、フェースの向きを感じ取りやすい。フェースを感じ取りやすいということは、アライメントを取りやすく、ストローク中もターゲットを意識しながら方向性を決められるというメリットがある。ただ、打感がシャープすぎて、ヘッドが軽い感じがする。少し安っぽいかな…。
鹿又芳典 アプローチ感覚で打てる|ウェッジに近いパター!
パターというより、アプローチ感覚で打てるウェッジに近いパター。ロングパットで距離感を求められる際、単に転がる距離を漠然と考えるのではなく、ピッチ&ランの感覚でキャリーと転がりに分けて距離を鮮明にイメージできる。打感も気持ちよく、インパクトがしっかりできる印象。「スコッティキャメロン」らしい上級者好みのモデル。
関雅史 「キャメロン」らしい|ズッシリ打感と低めの打音
単純に「セレクトニューポート」シリーズから、L字マレットが発売されたことに驚き(追加モデルとして2017年3月に発売されたばかり)。相変わらずのズッシリくる打感と低めの打音は素晴らしいのひと言。ただ、形は以前からよくあるL字マレットなので、革新性という面ではもう少し独自性を打ち出してほしかった。
HOT:
■ インパクトをしっかり出せる。|
■ 打ったボールが意思を持った感じ。|
■ 自分でボールをつかまえられる人なら、最高の武器になる!|
■ アイアンが好きな人に打ちやすいのでは(?)|
■出球のイメージが湧きやすい。|
■ 思ったところにヘッドが動き、自分でラインに乗せていける。|
■ 勝負のかかったバーディパットなどで使えそう。|
■ 打った瞬間から、ボールが地面にくいついてくれる。|
■ スライスラインをつかまえて打てるなら、使う価値アリ。|
■ プロが使ってそうな本格派モデル。
NOT:
■ 決してオートマチックなパターではない…。|
■ グリップが軟らかすぎて、ヘッドの鋭さを感じにくい。|
■ 距離も転がりも自分で作れるプレーヤーでないと使えない。
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