小ぶりな強弾道&高打ち出しのアスリートモデル ヨネックス EZONE GT 425 ドライバー
【ホッシー】
前回試打した「EZONE GT 450 ドライバー」に続いて、今回はヘッドが小ぶりな「EZONE GT 425 ドライバー」を試打していきますよ! 構えてみると、ヘッドの奥行きが450よりも短くなっていて、投影面積が小さく見えます。フェースのヒール側が、めちゃ出っ張って見えるのも特徴的。見るからにハードヒッターが叩いて飛ばせそうなドライバーです。
【ツルさん】
クラシックな雰囲気を残したキレイなヘッドシェイプのモデルですよね。小ぶりでシャープ感があるので、構えた瞬間に難しそうに感じるゴルファーは多いでしょうけど、そもそもそういう人を対象にしていないモデルだと思います。では、がんばって打ってみましょう!
【ホッシー】
打感は、けっこうしっかりしています。兄弟モデルの450よりも芯のある打感というか、ちょっと硬めにも感じます。弾道はイメージしていたよりも高い! ロフト角が10.5度だと、球が上がらない心配はしなくて良さそうです。
【ツルさん】
球が上がりやすいのは、装着されている標準シャフトの影響が大きいかもしれません。打っているときは感じないけれど、計測した弾道数値を見ると、実際にはシャフトの中間から先端がかなり動いていて、フェースが上を向いてインパクトしている気がします。でも、ホッシーがナイスショットすると、いいフェード弾道で飛ばせていますよね。
【ホッシー】
そうなんですけど、ナイスショットの確率はかなり低いです…。ヘッドの操作性が良いためなのか、僕が打つと球が左右にバラけやすく、安定感に欠けてしまいました。ツルさんは、今回も試打に苦労していますね(笑)
【ツルさん】
本当に申し訳ないんですけど、標準装着されているシャフト「RK-03GT」が壊滅的に自分のスイングには合いませんでした。なんとかインパクトのタイミングを合わせて、自分ではうまく打てたと思ったときでも、とんでもない右へのフケ球が出たりします。自分のフィーリングともまったく合わないので、もうお手上げ状態になってしまいました…。
【ホッシー】
ミスしたときの曲がり幅は、前回試打した450よりも大きいです。球は上がるけれど、やっぱりヘッドの見た目どおりに打ちこなすのが難しい。このモデルに限っては、上級者向けだと断言してもよさそうです。
【ツルさん】
前回にも言及しましたが、手元がしっかりしたシャフトを好む上級者であれば、このスペックでもきっとうまく打てると思います。シャフトが打ち出し角とボール初速を上げてくれるし、過去イチに飛ばせる可能性はあります。それに、450よりも425のほうが強弾道を打ちやすく、ヘッドを速く動かしやすく感じられることも長所です。ただ、ホッシーが言うとおり、打ちこなすにはそれなりの腕前が必要になりますね。
■ 試打したクラブのスペック
ヨネックス EZONE GT 425 ドライバー
●番手(ロフト角):10.5度 ●シャフト:RK-03GT ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
ホッシー:テーラーメイド SIM MAX ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Tour AD PT-6 ●硬さ:S
ツルさん:キャロウェイ ローグ ST MAX ドライバー
●ロフト角:9度 ●シャフト:VENTUS TR BLUE 6 ●硬さ:S
ホッシー プロフィール
1978年生まれのGDO編集部員。以前に「ゴルフガレージ」で店舗スタッフをしていた経験があり、過去のゴルフクラブ情報にも詳しい。ドライバーのヘッドスピードは47m/sとアマチュアゴルファーにしては飛ばし屋。けれど、球が左右に散らばるのが悩み。持ち球は低めのフェードでアイアンも低弾道。平均スコアは95くらい。
ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。ライフワークとして、日々ゴルフの最新情報を収集している。ドライバーのヘッドスピードは45m/s前後。たいていカラダのどこかしらの箇所が痛く、自由にスイングできないのが悩み。いつもスイング改造中。現在の持ち球は中弾道のフェード。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー