打ちやすくて飛ばせるのは?最新シャフトの実験隊
試打を終えて・・・最新シャフトの座談会 Part 1「試打して印象の良かったシャフトは?」
【GDO】テスターの皆さんは、普段からメーカー純正ではなくてシャフトメーカーのカスタムシャフトをお使いですよね。まずは、それらを選んで使っている理由を教えていただけますでしょうか。
【吉田】現在、私はマーク金井さんが設計したアナライズの「W65」というシャフトを使っています。手元がしなるタイプのシャフトなのですが、私には切り返しのタイミングを取りやすく、振りやすいのが使っているいちばんの理由です。あと、私がマーク金井さんのファンなので(笑)。過去にもいろんなシャフトを試しましたが、手元が硬いシャフトはどうも振りづらくて相性が悪いです。
【市川】僕は素早くスパッと振っていきたいタイプなので、シャープな雰囲気のシャフトが好みです。現在使用しているのは「ディアマナ B」。これまで使用していたものと比べると動くタイプですが、シャープに振り切りやすいのが気に入って使っています。持ち球がフェード系なので、左に打ち出してから右に戻す球も打ちやすいですね。
【村中】現在のドライバーで使用しているのは「ツアーAD DJ」ですが、これはリョーマの試打会で打たせてもらったときにヘッドとの相性で決めたものです。シャフト単体で考えると、ドローヒッターの私には先が走りすぎる感覚もあります。
【GDO】では、今回試打したなかで印象の良かったシャフトを教えていただけますか?
【吉田】「ディアマナ W」、「ATTAS 5GoGo」、「ツアーAD MT」、「モトーレ スピーダー」の順で良かったです。やはり私は、手元のしなりを感じやすい順に振りやすさを感じました。「ATTAS 5GoGo」と「ツアーAD MT」はどちらもオーソドックスな挙動で似ているタイプですが、「ATTAS 5GoGo」のほうが手元のしなりが感じられて好印象でした。
【市川】振っていけるのは「ディアマナ W」でした。しっかり感があるし、ボールが絶対に左に巻かない安心感がありました。アイアンはコントロールして打ちますが、ドライバーは思い切って振っていきたい。そういう意味では「ツアーAD MT」も同じようにハードヒットできるシャフトで印象が良かったです。
【村中】私も市川さんと同じで「ディアマナ W」が良かったです。持ち球のドローを打ちやすくてコントロールしやすかったですね。「ツアーAD MT」は、最初は棒のような硬さを感じたのですが、振り慣れてくれると結果が良かったです。
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