テーラーメイド XR ドライバー(2008年モデル)
構えてみると?
テーラーメイドのXRは、アスリート指向のゴルファーとは逆ベクトルのブランド。非力なシニア、そして女性にも扱いやすいクラブが多かったが、今回のXRはさらに振りやすさ重視に設計されている。長さこそ46.75インチ(ヒールエンド法計測値は46.25インチ)と長めの設定だが、純正Rシャフトの総重量は275.4グラム(実測値)。シャフト重量は38グラムと超軽量。女性用のドライバーと勘違いするぐらい軽い。純正Rシャフトは非常に軟らかく、軽くワッグルしただけでもヘッドが大きく左右に揺れる。数あるドライバーの中でも、アンダースペック感の強さはかなりのものだ。
ヘッドに目を転じると、まず目につくのがカラーリング。四隅が角張ったヘッドは明るいシルバー。視覚的にも軽さを強くアピールしている。そして、スペック的にはフックフェースがやや強めで、重心アングルがかなり大きめ(実測値31~33度)。長尺は捕まりづらくなることを考慮し、ヘッドで捕まりの悪さを解消しようとする意図が伺える。
バックフェース部分には左右に小さなねじが付いているが、これは固定式。見ため的にはネジそのものも数グラム程度で、あまり重心位置に影響がなさそうである。フェースの厚みは約57ミリとややディープフェース。バックフェース側はやや低く、セミシャローバック。アドレスするとアッパーに振るイメージが出やすい。そして、投影面積が大きいからだろう。アドレス時の安心感もちゃんと演出している。ワッグルすると、RシャフトとSシャフトとでは、同じシャフトとは思えないほど硬さが異なる。46.75インチの長さはどんなメリットがあるのか、じっくりテストしてみたい。
(長さは「ヒールエンド法計測」。リアルロフト、バランス、振動数、ライ角、重心アングルは実測値)
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー