テーラーメイド
発売日:2013/03 オープンプライス
ノーマルポジション(ロフト10度)だとフェース角が-3度でリアルロフトが9.5度。ライ角が57.5度。ロフトを最大に減らすと(表示8度)、フェース角は-5.5度となり、リアルロフトは7.75度。ロフトを最大に増やすと(表示12度)、フェース角は一番捕まるクローズポジションに調整すると、フェース角が-0.25度となり、リアルロフトは11.75度まで増える。メーカー側は可変ロフトをアピールしているが、従来のRシリーズ同様、このR1もロフトを増やすとフェースの向きはフックになり、ロフトを減らすとフェースの向きはオープンになっている。現状ではロフトだけを増やしたり減らしたりはできない。また、弾道調整をしても、スライサーがドローを打てるようなスペックにはなりにくい。
つかまりの目安となる重心アングルはノーマルポジションで23度。こちらの方は数値の変化は小さく、最小で22度。最大で23.5度。いずれも平均的な数値だ。重心距離はシャフトを抜いてヘッド単体で計測した場合(カートリッジ装着)、36.5ミリ。体積460CCとしては重心距離は短め。操作性が高く、ドロー、フェードを打ち分けやすく仕上がっている。
シャフトの長さはメーカー値が45.5インチで実測値で45.25インチ(※ヒールエンド法での計測)。振動数は257cpm。純正シャフトのSにしては硬いが、前作R11Sに比べると軟らかくなっている。クラブ重量は純正Sで316.7グラム。バランスはD3。45インチに換算すると320g前後となる。20~50歳ぐらいで、体力が平均的、もしくは平均以上の男性アスリートゴルファーにちょうどいいスペックだ。
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
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TM1-113(S) | 10 | 9.5 | 57.5 | -3.5 | 45.25 | 257 |